米中対話 パリ島のG-20

インドネシアがホスト国のG-20会合はバリ島で行われた。ロシアのウクライナ軍事侵攻で、参加国の多くが、ロシアの参加を拒否したがインドネシア大統領の裁量でロシアのラヴロフ外相の参加を許している。ラヴロフは、会議の雰囲気に反対し、早期に退席している。この機会に、アメリカ国務長官ブリンケンと中国外相王毅の２者会談が行われた。事後の記者会見で、ブリンケンは、中国の台湾政策に米国と”友邦国”の懸念を表明、台湾海峡の平和維持の重要性を強調、国際社会がロシアのウクライナ侵攻を非難しており、中国も国際社会の懸念に同調し、ロシア支援をやめるよう、要請したと表明。王毅外相は”相互互恵”、”相互主義”に従い米中の会話維持に賛成する、と表明。中米共同ワーキング　グループにより、将来の両国の利益につながる施策を協議すると語った。

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スリランカ 街頭デモクラシー

昨日、スリランカ首都コロンボに10万人の反政府デモ。大統領府、首相府、首相自宅に侵入。破壊、略奪、放火が進む。大統領、首相は避難、所在不明。両者は共に辞任の表明。２２００万人口のスリランカは無政府状況となった。規定では、国会議長が３０日間、政府を代理運営し、その間、国会で、次期大統領、首相を選出する。信じがたい、金まみれの汚職政権。時代錯誤のネポテイズム。国家の外貨保有は底をつき、ガソリン、食糧、薬品の輸入は事実上停止の状況。頼みの中国からの政治金融も返済できず、支援は打ち切られている。ＩＭＦへの緊急救済要請も、国家体制が崩壊状態で、進展がない。

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