元ペルー大統領 フジモリ氏釈放

１９９０年から２０００年の間、ペルーの大統領を務めたフジモリ氏、２０００年に、政争で”道徳上の不能”として議会の弾劾を受けて退任。２００９年に、在職中に特殊部隊を使い政敵”テロリスト”を過剰殺害した罪で２５年の禁固刑。憲法裁判所は昨日、人道上の理由で、フジモリ氏を開放命令。同氏は、８５歳になり、心臓に欠陥が出ていた。

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PISAのランキング

本欄に既報のOECD調査。３年ごとの世界の15歳児のPISA学力テスト。大要の結果は本欄で披露したが、断然優秀な成績だったシンガポールは国を挙げて大々的に祝っている。

念のため、PISA詳細結果は下記の通り。

１）算数

　１位シンガポール、２位マカオ、３位台湾、４位香港、５位日本、

　６位韓国、７位エストニア、８位スイス、９位カナダ、１０位

　オランダ。

２）科学

　１位シンガポール、２位日本、３位マカオ、４位台湾、５位韓国、

　６位エストニア、７位香港、８位カナダ、９位フィンランド、

　１０位オーストラリア

３）読書力

　１位シンガポール、２位アイルランド、３位日本、４位韓国、５位

　台湾、６位エストニア、７位マカオ、８位カナダ、９位米国、

　１０位ニュージーランド。

上記より、日本の総合２位は確実と言える。

米国が読書力で９位に辛うじて顔を出している。

欧州では、確かにエストニアが独り善戦。

尚、三年前には最高位を得た中国が見る影もなく凋落している。

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ゲルニカのパレステイナ支援デモ

明日、スペインのゲルニカ市でガザ紛争に揺れるパレステイナ人を支持するデモが予定されている。１９３７年ナチスドイツ空軍が、スペインのフランコ将軍の反政府運動を支持して、ゲルニカの政府軍を空爆、無辜の婦女子を巻き添えに多数殺戮した。命を失った幼児を抱え号泣する母親を描いたピカソの名画”ゲルニカ”のポスターを掲げて多数市民が

イスラエルのガザ攻撃に反対の意思表示のデモ。デモ参加者は、パレステイナの国旗の色、赤、白、黒、緑を身にまとうとしている。

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世界の１５歳 教育程度調査（PISA)

OECDが３年ごとに行う世界８１か国の１５歳児の基礎学力調査。PISAと称する２０２２年末現在の最新調査結果がまとまった算数、読書力、化学の知識、を調べる。

主たる結果；

・一位は、シンガポールで、抜群（他の調査国を３－５年のレヴェル　

　分先行している）

・２位グループに５か国（地区も含む）：日本、台湾、韓国、香港、

　マカオ　。アジア勢がトップ独占。

・欧州諸国、常連国、皆後退。欧州最高はエストニア。

　ドイツ、オランダ、ノルウウェー　ポーランドの算数の落ち込みが　

　酷い。

・前回上位を占めていたフィンランド、アイスランド、スウェーデ　

　ンは成績を落とし続ける。

評価と反応は各国で激しい”競争”議論を呼んでいる。国の財政支持様態、教師の教育問題、PTAの在り方にも議論が飛んでいる。

日本は、シンガポールの実態を真摯に調査すべきだ。

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