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西洋世界で注目の裁判 香港の自由 [アジア]

昨日、香港で、”自由の戦士”、黎知英(レイチエイ)の裁判が始まった。76歳の彼は中国共産党批判で有名な、”リンゴ日報(Apple Daily)の創設者。中国政府、香港政庁の度重ねる妨害で発刊に追い込まれ本人は、外国勢力と共謀の罪で2020年8月に逮捕されて爾来、釈放されていない。保釈要求拒否、海外弁護士の禁止、次々と重ねる公訴で禁固刑の延長がなされ、昨年は、詐欺罪で5年9か月の禁固刑の判決。

昨日の裁判は、繰り返された延長の末の外国勢力と共謀の罪に関する裁判の開始。米国、英国、カナダ政府、EU議会は一斉に、同氏の即時無罪釈放を求める声明を発している。本人は、香港人で英国のパスポートを所持している。英国は、弁護士提供を香港政庁に拒絶され、新任の外相キャメロンは”黎氏と香港市民に、英国は全面支持を続ける”と宣言。隠密に政敵の排除を画する独裁政治の常套手段だが、昨日の香港裁判の再開に、思わぬ世界のスポットライトが浴びせられた。


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フィンランドとロシア 新軍管区の設立 [プーテインの戦争]

フィンランドは、今年4月にNATOの31番目のメンバー国となった。これでNATOのロシアとの国境線は1300キロ延長したこととなる。ウクライナのロシア侵攻に警戒心を高めたフィンランド。NATO参加の国家的大事業を成し遂げた。さらに、先週は、ロシア人のフィンランド越境入国を全面停止。これに対して、ロシアのプーテイン大統領は警告を発した。曰く、「これまでロシアとは何も問題の無いフィンランドは米国の扇動でNATOに”引きずり込まれた”。今後は”問題”を生じる。ロシアは、新たにレニングラードに新しい軍管区を設置する。」


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エジプト シシ独裁政権 3期目に [アフリカ]

週末のエジプト大統領選挙。三期目、6年の任期に現職シシ将軍が

89.6%の高率で再選された。2位は、共和民主党のオマール氏で、

4.5%で絶対的な差。二人いた女性候補の一人は、選挙違反で牢獄に

居る。人口1億のエジプト、投票率は66.7%。軍部の徹底した選挙管理で国民の一部には、反対候補の名前差へ知らぬものが多い。シシの

カイロ東部の砂漠に新首都の建設など、メガ ビルの建設で、国費は使い切り、エジプトポンドの自国為替は一本調子に下落する。その分物価が上昇し、最近のデータで年間インフレが34%の上昇。国民三分の二が貧困層。新大統領就任式は来年4月。最初の仕事は、為替の大幅切り下げとなろうと大方の見方。


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