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米国連邦下院議会 バイデン大統領弾劾 [米国 2024年大統領選挙]

一昨日、アメリカ連邦下院議会で、バイデン大統領の弾劾を決議。決議は221票対212票の与野党議席通り。奇妙に弾劾項目が決まっていない。これから、あらさがしが始まる次第で、アメリカならではの二大政党の醜悪な戦いが始まった。但し、221票を投じた共和党議員の中に、ニューヨーク、カルフォルニア等、進歩的民主党の強い地盤出身者が多数いる。彼らの中には来年中間選挙の禊を受けるものが多い。党議により束縛されて、バイデン弾劾に票を投じたが、地元の選挙区では”また懲りない過激なトランプ一派”として、革新の知識層、若者に袖にされる可能性がある。彼らは、党議と選挙民対策のきわどいバランスを取る必要がある。党幹部は、バイデンのあらさがしと証拠探しに知恵を絞る。

息子の脱税容疑はあるが、それで大統領を馘首しようとすれば笑いものだ。


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憎まれっ子オルバンの独り芝居 [欧州]

昨日、もめにもめたEUサミット。ウクライナの復興支援案500億ユーロの供出につき、26メンバー国が賛成なのに、例の反逆児ハンガリーのオルバン首相が独り反対し、不成立。他の議案、ウクライナ、モルドヴァのEU参加交渉開始に関しては全メンバーがこれまた強硬に反対のオルバンに詰め寄る騒ぎののち、決議に投票の瞬間、オルバンは議場を退出。結局、”反対ではなく投票を棄権した”との妥協で、参加交渉の開始が”正式に”決まった。差し押さえ中のEU諸助成金のハンガリーへの支払い解除は詳細不明だが、幾分でも支払えばEU史上最悪の”贈賄罪”との声もある。オルバン懐柔に金を使うとは何事かの非難の声が強い。EU理事会議長、マイケル氏は明年3月にふたたびウクライナ支援資金に関して、オルバン説得のサミットを開きたいと語った。


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竹の外交 中国とヴェトナム [アジア]

中国とヴェトナム、ともに共産党政権下。しかし、南シナ海の領海紛争に明け暮れている。今回、中国の習主席は6年ぶりにハノイ訪問。ロイター電によると、中国雲南省首都昆明市から、ハノイの外港ハイフォン間の高速鉄道敷設、両国を結ぶテレコム”デジタルシルクロード”の建設を含み、37の契約に合意した。ハノイ政府は3か月前にバイデン米国政府と包括的協力協定に合意したばかり。ハノイは中国を完全な友好国とは見ていない様子。”一帯一路政策”には合意しておらず、冷めた外交姿勢 是々非々の”竹の外交”を行っている。


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欧州に順風 ポーランドの新政府 [欧州]

ポーランド。8年間の保守、国粋派の法と正義の党政権は、EUと常に対抗姿勢を示して欧州の非協和音となっていたが、10月の総選挙で8年前のタスク首相が返り咲き。昨日は、組閣が成って、施政演説で外交を180度転換すると強調。即ち;

・EU外交を全面支援する。

・米国の外交路線を支持する。

・ウクライナ支援を完遂する。”支援疲れ”に警告。

・EU外交に事々反対するハンガリー オルバン首相、スロバキアの

 フィコ首相をEU団結を損なうと非難。

前政権はEUとの衝突で多くのEU助成金の配布が差し止められており

タスク新首相登場で、回復支払いがなされそう。


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