ユネスコ リヴァプール世界遺産のとり消し

英国リヴァプール市は１８世紀の国際貿易港として栄え、２００４年にユネスコより世界遺産に指定された。最大の奴隷取引港として歴史に名高い。また、ビートルズの誕生の地。

同年に指定されたのは万里の長城、タージマハール、ピサの斜塔、等。

しかるにリヴァプール市は､新しい高層ビルの建設､道路等インフラ改善で市の様相を一変させている。

ユネスコは度重ねて､工事中止を勧告してきたが今週、世界遺産のタイトル剥奪を決定。

２００７年のオマーン野生公園、２００９年のドイツ、ドレスデン峡谷に続く三カ所目の剥脱。

リヴァプール市長は剥脱に真っ向から抵抗、今後とも世界遺産のタイトルを使用すると開き直っている。

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コロナ最高の防御はワクチン

BBC他が纏めている。

先進国のコロナ対策は封鎖、隔離等の消極的防御より､若年層を含むワクチン種痘施行の積極的防御に移っている。

現時点で､先進国の人口比、少なくとも１服の種痘を受けた割合は：

・一位がカナダで７０％、二位が英国で僅差、
　三位がイタリア、４位にドイツで共に約６０％。

・４月まで英国に次いで他国に大差をつけて、２位だったアメリカは５位に落ちて５５％。

・米英を除く各国は４月以降ワクチン接種率が飛躍的な上昇。
　例えば日本は４月時点で０％だったのが、現時点で３０％を超えた。

バイロン

都市洪水:恐ろしい他山の石

中国河南省、省都、鄭州市を襲う突然の大雨。

３日間で年間降雨量を超えた豪雨は本日も続いて居る。

無論､未経験の事態である。

人口１２００万人の近代的大都市が一瞬のうちに津波のような洪水に破壊されている。

地下鉄になだれ込んだ濁流はプラットフォームから人々を線路に押し流し､車両に閉じ込められた人々は増水に呼吸が出来ない。

死者、負傷者の数は増え続ける。

車中の地獄絵はSNSに流される。

電気も消えて暗闇の地下トンネルの救済活動は困難を極める。

悲しいドラマは他山の石。

日本の都市防災は如何か､即時､具体的対応が必要。

鄭州市民の声は痛切、　"もう怖くて地下鉄に乗れない”

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