中国 マレイシア蹴り合い：領海紛争

中国の地質調査船を含む船団が､先週来、マレイシア　ボルネオ島のサバ、サラワク州沖の排他的経済水域を犯して侵入している。

同水域は､マレイシア国営石油会社、ペトロナスが、海底油田の探査を続けている。

今週初め、マレイシア政府は、駐マレイシア大使を外務省に召喚し、正式抗議を行った。

昨年も、同じ海域で同様の衝突事故が生じている。

マレイシア外務省は､中国が１９８２年の国連憲章”Convention on the Law of the Sea（海洋法）”を度重ねて無視していると非難声明。

バイロン

米軍台湾に展開

ウオールストリート　ジャーナルに次いでFT紙も暴露。

米軍は､過去１０年来､海兵隊､陸軍特殊部隊、海軍特殊部隊を一定の回転ベイスで台湾に展開していた。

F-16戦闘機等の武器販売に従う使用訓練に加え、台湾の和平を維持するために既存の”台湾関係法（Taiwan Relations Act）に従った合法的展開だとする。

FT紙の照会に、国防省は米国の台湾派遣軍の詳細の開示を拒否しているが､”最近の中国の威嚇行動に応じて（commensurate）対応を強化している”と語った。

バイロン

米国デフォルト回避

アメリカ連邦議会　上院の民主、共和党首脳に妥協が成立。

政府の借り入れ限度（天井、シーリング）を一時引き上げる合意がなった。

至急新法を作成、上下院で通過させる。

取りあえず”１０月１８日”の米国デフォルト危機､政府破産の”破局”は回避された。

昨日、投げ売られていた米国短期国債、株も一気に値を戻した。

財務省債務証（米国債）の発行限度（シーリング）は､１９３９年より､連邦議会の承認事項となっており､爾来１００回を超えて増額されてきた。

現在の限度（シーリング）は２８兆ドル。

国家の税収を超えて支出分を賄う”借金”である。

今回なった増額合意の要旨は：
･借り入れ限度を４８００億ドル分､増額
･増額は１２月当初まで、有効。（１２月３日までと見られる。）

バイロン