米連銀理事インサイダー取引き

アメリカ連銀理事２名、副総裁の３名は連銀審査部の内部調査で、連銀理事会の金融政策決定を悪用し､株取引を行っていた事実が確認されてきた。

極めて異例で、悪質なインサイダー取引き。

上院議員ワレン女史他は連銀総裁ポーウェル氏の再任（来年２月）に反対の狼煙。

バイロン

米中通商協議再開：フェイズ１から２へ

アメリカ通商代表　タイ女史は昨日、下記記者会見で発言。

･中国と通商問題の対話を再開する。

･前政権が合意した”フェイス１”（２０２０年１月成立）の見直しと、新しい段階ー”フェイズ２”－
　につき協議を開始する。

･フェイズ１は中国政府による米国の知的財産権の法的擁護の実施、
　オンライン介入侵害の除去、偽ブランドの排除を含んでいる。
　
　また､２０２１年末までに中国は２０００億ドル相当の､アメリカ農産物、産業製品、エネルギーの
　買い付けを行う事に合意していた。

・前政府は､上記合意を中国が遵守しないとして、罰則関税を課した。
　中国からの輸入物資、３７００億ドル相当に懲罰関税を課している。

・新対話は､対立姿勢を採らず､問題点の相互検討による解決を求める。
　また、中国政府の政府管理の経済運営につき､自由市場主義の導入を希望する。
　また、現行の懲罰関税に関して､除外できる品目につき協議に応じる。
　総じて協調に向けたフェイズ２としたい。


バイロン

１０月１８日：米国デフォルトか バイデンの警告

アメリカ分裂国。

議会の合意が得られない。

今月１８日に連邦政府は手持ち資金切れ。

議会による政府借り入れ限度の拡大承認が無いと国庫は空になる。

米国財務省 債(アメリカ国債)の利払い、償還が不能となる。

即ち．前代未聞の米国デフォルトとなる。

バイデン大統領は､借入枠の拡大に反対の上院共和党院内総務マコーネル議員を痛罵。

共和党議員はマコーネルに右倣えで拡大反対。

バイデン政府に悉く刃向かう姿勢を強烈に非難し､１８日にアメリカをデイフォルトに導き破滅させるのは彼だと指弾。

国際通貨ドルの信用が霧散しドル安で米経済は破綻すると警告。

”彗星が米国に激突の大危機”の最中、政府借り入れ限度の増額に執拗に反対するマコーネル議員を名指しでアメリカ破壊の責任者と非難。

借入限度額の都度の増額の承認は謂わば恒例の議会行事。

しかし､今回は､バイデンのインフラ整備法、社会保障改善法の二大財政法案の審議と絡み､国庫の規模議論が過熱している。

”大きな政府”に共和党は元より反対し、与党民主党内にも､２法案の財政規模が大きすぎると異論が出ている。

バイロン

執拗な威嚇行動：今度は５２機

中国は威嚇行動を緩めない。

昨日､月曜日、５２機編成の大飛行編隊を台湾海峡を越え､台湾防衛標識領空に侵入させた。

先週、金曜、土曜と連続した３回の威嚇飛行に参加したのは合計１４５機となった。

日、米、英、オランダ､カナダ、ニュージーランド､６カ国の海軍は土曜、日曜と沖縄の南西沖で共同軍事訓練を行った。３隻の空母と１４隻の軍艦が参加。

昨日、台湾政府は、北京に対し”危険な挑発飛行の中止”を要求。

昨日、米国務省は北京の行動に”重大な懸念”を表明した。


バイロン