１３０年の植民地:アルジェリアのハーキス

フランスはアルジェリアを１３０年に亘り、植民地としてきた。

１９５７年に武力独立運動が起こり、長期激戦の後、フランス軍は１９６２年に敗北。

全軍フランスに引き上げた。

長い戦闘の間、フランスは、現地人４０万人を協力者(ハーキス）として雇用。

彼らは、フランス軍の兵士として、通訳として、情報員として、多くの分野でフランスに協力していた。

しかしフランス軍撤退の際、フランス軍がフランスに連れ帰った協力者は僅か４万人。

残留のハーキスはフランス軍に兵器、武器一切を持ち去られ、独立に興奮するアルジェリア国軍に、多勢が惨殺された。

フランスに連れだされた ４万のハーキスは、無残にも、フランス国籍も与えられず、爾来、増えた家族を含め、悲惨な人生を歩んできた。

今年、人権団体の愁訴で、フランス最高裁は、一部のハーキスに賠償金の支払いを命じた。

そして先週、マクロン大統領が初めてアルジェリア撤退時のハーキス扱いに、フランスが誤りを犯したと謝罪の表明。

年内に贖罪の賠償法を成立させると表明。

バイロン

活況のインド株式市場

先週、インドの株価指標、センセックス　インデックスが史上最高の６０，０００ポイントを記録した。

ポストコロナを目指した消費物資、商業部門への投資が火を噴く。

また、史上最多のIPO案件が目白押し。

主要企業は国営が多いが、次々と民営化を目指している。

バイロン