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進まぬ交渉 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国のEU離脱交渉。
今週はヴァーチャル会議。
進歩無し。
今週末はロンドンで実会議の予定だが、EU交渉代表バルニエ氏のコロナ陰性確認が本日現在なされず。

バルニエ周辺は英国交渉団に、前向きの妥結姿勢が無ければロンドン会議は意味が無いと釘を刺している。
特に、英国交渉責任者フロスト氏が"国家主権"(national sovereignty)なる単語を連発して妥協の姿勢を見せぬと非難。

ジョンソン首相は積極的に交渉参加の用意は見せず。

英国議会、事務局は交渉が不調で"無協定"の破局になると、EU、英国とも双方を"第三国扱い"とし、通商関係はWTOの一般ルールに準拠する事と成り、来年度英国のGDPは2%縮小すると試算。

バイロン
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経済危機宣言 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国財務相サナック氏は議会演説で国家財政が危機に陥ったと宣言。
主旨;
・本年度GDPはコロナの影響、ブレシットの不確定要素で"300年に一度"の不況で11.3%
 の大幅収縮となる。
・来年第二四半期には失業率は7.5%となろう。
・政府支出も徹底的に絞るが、企業緊急救済、失業者支援、教育、国民医療関連経費は削れない。
 一年の時限で公務員給与の凍結も考慮する。
・海外援助額も削減する。
 GDP0.7%援助額の政策公約があるが、緊急事態故、0.5%に削減する。
・あらゆる緊縮政策は採るが今年の政府借入額は"平和時の最高額”3900億ポンドを超える。
・中期的に政府借り入れを増額し繰り回すには限度がある。(但し増税オプションには触れず。)

バイロン
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大統領恩赦 [米国2020年大統領選挙]

トランプは元国家安全保障顧問、マイケル フリンに特赦を与えた。
フリンはトランプ大統領就任時、ロシアとの選挙協力で訴追され、数々の偽証で有罪判決を受けていた。

大統領恩赦は米国憲法に定めの行為。

歴代大統領は、有罪判決の無効化、刑期の軽減を発してきた。

トルーマン以来最大の恩赦を発令したのはオバマ大統領。

212人の有罪無効化、1715人に刑量軽減を行っている。

トランプはこれまで最小数の恩赦発令で28名の無罪化、16名の刑量軽減を行った。

バイロン
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