鉄鋼石価格急上昇

１０月の中国の工業生産量は昨年同月と比べて６．９％上昇､インフラ投資額は７．５％増加して経済復旧が著しい。

海上輸送の鉄鉱石の８０％まで独占的に輸入するする中国。

昨年６月には､トン当たり５０ドルを切った鉄鉱石価格は先週、１００ドルを超えて１２３ドルを付けて７年前の価格水準に戻った。

本年度、コモデイテイ価格は､原油、ガスを初めとして全滅の傾向だったが､鉄鉱石価格が金を抜き去り”最良商品”の展開となった。

バイロン

ジョンソン首相の支持率

スコットランドの世論調査。

ジョンソン首相の支持率は地に落ちた。
僅か、１９％で地元スコットランド自治政府、スタージオン首相の７９％の人気と際だった差となった。

歴史的イングランド嫌いの気風、地元のブリシット反対に加えてコロナ対策の巧拙が大差を生んだ。

元労働党首相、ブラウン氏は､連合王国（UK）は既に時代錯誤で、先に歴史の遺産として消え去った"ブリテイッシュエンパイア"(大英帝国)の後追いで１０年後には消滅すると警告。

上院である貴族議会を、UKを構成する､４地方ーイングランド、スコットランド、ウェイルス、北アイルランド、それに主要地方都市の代表による民選議会に改革するよう憲法改正を提案。

バイロン

単純質問と回答

神学論争の様相を呈するUKのEU離脱交渉。

土壇場に至り､四方八方から"単純な"照会がブラッセルEU委員会に寄せられる。

即ち；来年１月１日にEU空港からUK空港へ飛ぶ飛行機のの離陸許可はでるのか、UKからEUの空港に飛ぶ航空機の着陸許可はでるのか、英仏海峡を越えるトラックの運行は止まるのか。

ブラッセルのEU委員会は、昨日"正式に”答えを持たぬと"白状”。

バイロン

カンカラを先に蹴飛ばす:苦悩の離脱交渉

今週、交渉団にコロナ風邪患者が生じて､土壇場の英国EU離脱交渉が一時頓挫している。

どうやら､来週ロンドンに交渉の場を決めテレ会議となる様子。

本年末までに如何なる交渉結果にせよ２７カ国のメンバー国の全員一致の批准が必要。

EU委員会、事務局の､各国自国語への翻訳作業に、かなりの時間を取らねばならず､今月末がギリギリの時限。

中断中の交渉の最大の難点は漁業問題。
とても解決は望めない。
その他、政府の企業支援ルールにも隔たりが埋まらない。

そこで、双方の交渉団に芽生えた妥協案。

双方主張を併記し"短期、臨時"の協定"とし”"再検討"条項を付して､取り合わず形式だけでも整える方式。
その場しのぎの先延ばし作戦。

西洋で言う"カンカラを先に蹴飛ばす”便法である。

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中国製コロナワクチンの成功:Sinopharm社１００万人の実証

中国製薬会社の大手Sinopharm社は同社開発のコロナワクチンが政府の緊急施療許可により､１００万人に臨床試験を行い結果が有効で安全だと発表。
"数件のみ"軽いコロナ風邪症状を示したと発表。

試験者は建設現場労働者、外交官、学生が主たる対象で、都合１５０カ国に渡航経験をもつ。

.今月６日には海外に出国する５６，０００人に種痘、本日まで感染例はない。

同社は､エジプト,UAE、バーレン、ヨルダン、ペルー、アルジェンチンでも進んだ(フェイズ３）の臨床実験を行っていると発表

中国政府は７月以降、"ハイリスク"業種に限り､国内製薬会社に試験的ワクチン投与を許可している。

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