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バイデンの独りよがり [米国2020年大統領選挙]

米国抜きにアジアに巨大共同場が誕生している。
欧州では米国のメガ情報産業の活動の制限、課税が実現しそうだ。欧州はバイデンが抵抗するのを予測して戦う用意がある。

新大統領バイデンは、トランプが破壊した国際機関に復帰し、"世界のリーダーシップ"を取り戻すと繰り返すが、単に、パリ協定に再参加したり、WHOに復帰しただけで"世界のリーダーシップ"は取り戻せない.
気象問題でも世界の最悪排気国は中国で、バイデンは通商問題で今や敵国と化した中国と如何に協力しようと言うのか.具体策は全く聞こえてこない。

第二次世界大戦後、米国がかき集めた富は、世界の経済力が回復して、世界各国に還流し、平準化が進んで、今や、経済の独占力も失っている。

世銀、IMFを牛耳り、国連本部を自国内に据え置いている力はもう無い。

それに、米国には議会なる障害がある。時に国際化に棹さす時代錯誤の機関で、バイデンに協力する見通しも無い。

バイデンの威勢のいいかけ声は、今後米国は、現代の国際秩序を独りで勝手に破損する動きだけはしない、との宣言だと理解しよう。

(FT紙、ラクマン氏のコメント)

バイロン

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金権国家の不正入学文化:今度はハーヴァード大学 [アメリカ州]

米国メリーランド州のビジネスマンはハーヴァード大学のフェンシング部コーチに、150万ドル相当の金品(自宅、車、現金)を贈り、コーチはビジネスマンの息子二人をスポーツ入学生として大学に推薦。二人はハーヴァード大学に入学し、その後、無事卒業している。

この度はコーチの派手なマンション売買や金遣いの荒さが目立ち、連邦検察の捜査が始まり、昨日、ビジネスマンと共に贈収賄容疑(conspiracy to commit federal programs bribery)で逮捕された。最高学府とされるアイヴィー リーグ校に不祥事。
有罪となれば、最長5年の禁固実刑。

このところ、子弟の不正入学に法外な賄賂を送る著名俳優や金満家の事件が次々に露呈する米国。
手法は、多く、スポーツ選手の推薦制度を悪用する、コーチ等の関係者が絡む贈収賄。

拝金主義の国柄の所為か、恥知らずで隠微な悪行が横行している。

バイロン
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ハンガリー ポーランドの反乱:EU長期予算、コロナ基金 [欧州]

昨日、ブラッセルに集まったEU27カ国の大使。

来年度より7年間の長期EU予算、(総額1.1兆ユーロ)の決定、コロナ救済基金(7500億ユーロ)の設立に関する基本合意を求める重要会議。

両方とも、支出の実行に、受領国の"法の遵守"が条件として盛り込まれている。

ここ数年、ハンガリー、ポーランドは、司法権の独立、メデイアの自由、NGOの権利保護の点で問題ありとEU委員会は調査を続けてきた。
EU成立の基礎理想である法の遵守原則が守られていない疑念がある。

EU予算、コロナ基金とも合意、成立はEU27カ国全員合意が条件。

昨日、ハンガリー、ポーランドは、"法の遵守"条件に反対。

予算、基金とも反対の投票。

バイロン
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94.5%の効率:モデルナ社ワクチン [テクノロジー]

昨日、米国製薬大手モデルナ社は、同社開発のコロナ風邪ワクチンの効率が94.5%で先行するファイザー社の92%を超えたと発表。

またワクチン貯蔵、運送にファイザー製品と比べ超低温を必要とせず施療が容易だと発表。

同時に、モデルナ社株は11%の爆発的上昇、ファイザー社株は4%の下落(同社CEOは下落前に自分の株を売却している。)

ウオールストリートでは、運輸関連、エネルギー、旅行業株が、一挙に跳ね上がっている。

バイロン
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今週が最後の山場 [連載ー英国EU離脱交渉]

年末の期限を控え、英国のEU離脱交渉は、ブラッセルで今週山場を迎えている。

コロナ風邪に再度感染し自己隔離中のジョンソン首相は昨日、"仮に離脱交渉が不調に終わり、来年以降、無協定の状況になっても、我が国は繁栄する。”と強調。

交渉責任者フロスト氏は進歩はあるものの、未だ問題は多い、と語った。

企業に対する財政支援、漁業権が、難問。

如何なる合意にせよ、EU27カ国全ての年内の批准が必要(英国も議会承認が必要。)で時間が無い。

今週が最後の交渉となる。

昨日、アイルランド外相は漁業権交渉に歩み寄りが見えず、このままでは交渉決裂だと声明。

全英港湾協会は、無協定の場合、来年1月1日より、通関、動植物検疫方法、設備、につき政府より何らの指示が無く、英国港湾は混乱必至と声明。

バイロン
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