イスラエル騒乱複雑化；西岸他

イスラエル軍がガザ地区の封じ込めに動く間､昨日は西岸にも騒動が生じた｡

同地区のパレステイナ住民がイスラエル兵に挑戦。

１１名が射殺され､約５００名が拘束された｡

他方、昨日は周辺国にも明確な動きあり。

主要事態は；

・数百人のヨルダン人が､西岸に繋がるキング　アレンビー橋に集結。
　イスラエルのパレステイナ住民との連帯を強調し気勢を上げている。イスラエル軍とにらみ合い。

・レバノンからパレステイナ支援の群衆がイスラエル国境を侵しメツラ市に侵入。
　イスラエル部隊は発砲し、一名を射殺､追い払った。

・シリヤ内部から三発のロケットが発射され､一発がゴランハイツに着弾。

・バーレン政府はパレステイナ支援を公言。

・モロッコ政府は､ガザ地区、西岸に２０トンの食糧、薬品、衣料の送付を決定。


米国、バイデン政府は、特別使節として国務省のハデイ　アムールをテルアヴィヴに送った。

本日からイスラエル政府と協議開始。

バイデンはイスラエルに国家保安のため"自衛武力行使"を認めるとするが､彼の民主党内に､反対論が強い。

バイロン

ユダヤとアラブ：イスラエル内紛

昨日までのイスラエルのガザ地区ロケット攻撃と､ガザのハマスの反撃で､パレステイナ側に６５名、イスラエル側に７名の死者が出ている。

一方、イスラエル内部の多くの都市でアラブ系イスラエル人が､蜂起し、イスラエル軍に抵抗している｡

テルアヴィヴの南方１５キロのロッド市が騒乱の中心。

ガンツ国防相は"イスラエル人がお互いに殺し合う､最悪の状態"だと断じ、リヴリン大統領は､アラブによるユダヤ殺し"ポグロム"が始まったと、強烈な言辞を使っている。

バイロン

幼児種痘止めよ：WHO 事務局長

米国は１２歳以上の国民にコロナワクチン種痘を開始する｡

カナダも同様、既にアルバータ州では１２歳以上の幼児に種痘を開始している｡

スイスは先週、１６歳以上の種痘を開始した。

WHO事務局長テドロス氏は､昨日、富裕国のワクチン買い占めに反対し、暫く､幼児への種痘を差し控え､WHO、国連(ユニセフ）が進める９２の新興国へのワクチン供給システム”コヴァックス”に回すよう要請した。

バイロン