国内市場に頼れぬ：シンガポール航空とキャセイ航空

世界各国で徐々にだがコロナ封鎖緩和の動きが出てきている。

ここ２年間コロナ封鎖で徹底的に打たれたのが国際空路を持つ飛行機会社。

各国の国境封鎖で国際の航空客は戻らない｡

だが、封鎖の緩和は国内航空路の再開となって現れた｡

世界の巨大航空会社は国内の旅行緩和で､息をつき始めている｡

問題は､自国が小さく､自国市場に頼れない航空会社である。

特に､シンガポール航空、香港のキャセイ航空に影響が厳しい。

両国は､共にコロナ対策が順調だとして､相互の航空客乗り入れを協議してきたが､シンガポールの感染者拡大で､先週、無期延期となった。

バイロン

ガザ地区 救援物資搬入開始

停戦協定に従いイスラエルはガザ地区への通用道路を開き､国連難民機関の人道物資がガザに流れ出した。

国際赤十字中東担当カルボニ氏は現地入りし"僅か２週間のイスラエル爆撃でガザの復興には数年かかる､と表明。

爆撃を逃れ住居を離れ避難した人が１０万人。

電気、水道は設備が爆撃で破壊され８０万人がサーヴィスを受けられていない。

１６，８００の個人住宅が完全破壊されている。

バイロン

世界メデイアに激震：ワーナーとデイスカバリーの合併

今週発表された米国テレヴィジョン界の２大チャンピオン、ワーナーとデイスカヴァリｰ社の合併。

収入で世界１のデイズニｰに次ぐ世界第２のメデイア　グループの誕生。

今後、CNN、HBO、アニマル　プラネット、デイスカヴァリｰチャネル、等が一つのプラットフォームで見られることとなる。

一層の番組内容向上､新企画に巨額の投資を行う。

現在、Netflix、アマゾン、アップルを巻き込んだ"ストリーミング戦争"に火がついた｡

米メデイアの圧倒的な資力と､ネットワークで､欧州のメデイアは抵抗の術も無い。

公益放送の受信料が問題となる欧州では、米国のメデイア業界の､積極的拡大路線のビジネス　モデルにはついていけない。

英国ではBBCの受信料不払いを犯罪としない運動が高まり､BBC運営費用の削減が国を挙げた論議となっている。

バイロン