2010年春口から、コロナ対策を次々に打ち出していた英国ジョンソン首相。
密接触の禁止、パブの閉鎖、その他多くの規則を実施してきた。
しかるに首相府では、相も変わらず、”伝統の”飲酒会合が続く。
野党、世論の批判を避けるため、首相は官僚代表者、グレイ女史を指名し、問題期間の首相周辺の”飲み会”実態調査を命じるジェスチャーを示した。
昨日、グレイ女史は報告書を纏めた。
彼女は世間に問題視された件数より多い16件の”違反会合”を指摘。
一方、コロナ禁止策は罰則を付す法的処置で、ロンドン警察が違反取締りの任にあり、首相周辺に違反の調査に入っている。
グレイ報告は、警察の犯罪調査と重なり、詳細は未公開とされる。
昨日、英国議会は、大荒れ。
仕事後の”一杯”の飲酒伝統。
国民にコロナ規制の不便を課しながら首相にあるまじき行為だと辞任要求が響く。
バイロン