セルビアのロシア人

ロシアも、セルビアも、言語は類似のスラブ語。人種も同根のスラブ族。宗教もギリシャ正教で同類項。

２月に始まったプーテインのウクライナ侵攻以来、ロシア人が大挙してセルビアに移住している。セルビア政府は、公式には、ロシアの侵攻を非難するが、ロシア制裁には反対である。世界で数少ない、ロシア人のヴィザ無し入国を認めるセルビア。ロシアから、戦争の余波でハイテク企業の従業員や、外国企業に働いていたロシア人が、急遽、群れをなして移住してくる。２月以来、首都ベルグラードの住居費は２倍を超えて急騰中。インフレがセルビア民生を傷つける。また、移住してきたロシア人が、金持ちぶりを振りまわし、セルビア蔑視の高慢な態度に、市民は怒りを隠さない。両国関係は微妙に変化してきた。

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逆襲 カーソンのロシア軍苦境に

ロシア軍のウクライナ侵攻で先ず占領したのが、同国南東部のカーソン市。２９万人の市民は現在ロシア政府の治下にある。プーテインは特別政令を発して、カーソン市民に、ロシアのパスポートを与えている。次はクリミアで使用したトリック、”住民投票”。プーテインは、カーソン市で”住民投票”を画策中。昨日のウクライナ軍、及び英国国防相の発表によると、ウクライナ軍に支給された、米国製中距離地対地ミサイル、”ハイマール”により、カーソン市へのロシア軍補給路が、絶たれた。ドニエプル河を超えてロシア本土から補給される、武器、弾薬、食糧に打撃。戦況の転換となる可能性が生じた。

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