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トランプとNATO;第5条の意義 [国際]

NATOの神髄はメンバー国の一国が攻撃されたらそれは全メンバーへの攻撃とみなされ、全メンバーの共同した軍事反抗に自動的につながる(NATO第5条規定)構造。

これに対し、欧州訪問中のトランプが”僅か人口60万に過ぎないモンテネグロの為に彼らがNATOメンバーだからと言って世界戦争を引き起こしていいのか”と第5条の精神に疑問を投げた。

また彼はNATOメンバー国が公約の軍事費を支出せず、アメリカのカネに依存して安保ただ乗りを続けていると非難。

現状,NATO全メンバーから総スカンのトランプだが、最新のロイター電によるアメリカ世論調査では、実に49%までがトランプに賛成し”全メンバーが公約の軍事費を支出するまでアメリカは第5条に縛られない(すなわちアメリカはNATO共同戦闘行為に参加しない)”とする方向に賛成している。

バイロン


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