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中国経済拡張路線に [経済]

中国中央銀行の金融財政方針に変化。

インフラ投資、産業投資に緩和の方針。

一方、ノンバンキング組織による影の資金供給元に関しては制約をかけるが、一方正規銀行は簿外貸し出しを、正規の金融製品と組み合わせを許され、したがって市中への資金供給量は寧ろ増える。

上海、深圳の株式市場は活性化を狙う緩和策を歓迎し2年ぶりの高騰。

同様香港市場も息を吹き返した。

金融、財政政策の緩和策で、対米通商摩擦で暗かった中国経済に燭光がさしてきた。

ただし、犠牲は中国元の減価。ドル独歩高の現在、元安はここ一年で最低。

バイロン
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EUとトランプまた幼児語の脅し [国際]

EU理事会のユンカー代表は今日からワシントンでトランプと協議。

欧米間の関税競争、貿易戦争の回避に話し合いの予定。

それに先立ち、昨日トランプは例によって例の如く幼児語、幼児の判断力をトウイッタ―で表明。

あまりに下劣な表現だが、何とか訳してみると;

”何年も、アメリカを不当に扱ってきた欧州諸国がやってくる。
もっと早く来るべきだったが、よく言うように来ないより遅くても来た方がいい”

”関税は素晴らしい。アメリカを不当に扱ってきた国は公正な取引に態度を改めるか、さもなくば関税を課す。簡単な話だ。今や誰でも話している。アメリカが彼らの簡単な貯金箱で、簡単に金を盗まれた。すべてはうまくいくだろう。”

この調子ではユンカーも苦労しよう。

バイロン
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ホルムズ海峡と油価 [経済]

世界海上取引対象の原油総量の三分の一がアラビヤ湾ホルムズ海峡を通過している。

トランプはイラン核協定からの離脱と、イラン原油の禁輸を画策している。

イランのロハニ大統領はトランプにイランに戦争を仕掛ければ全面大戦になると警告。

これに対し、トランプは、アメリカを脅すのはやめた方がいい、かって類を見ない大惨事がイランを襲うぞ、と恐喝。

ロハニはイラン原油の禁輸を画策するならアメリカの”同盟国”への原油輸出を阻止すると宣言。

即ち海峡を利用するサウジ、イラク、クウェイト、カタールの原油輸出を海峡封鎖により阻止すると宣言。

これに対し、アメリカ政府はバーレーンに常駐の第五艦隊を出動させて、イランの水雷、対船舶ミサイル攻撃による海峡封鎖を防止すると応酬。

総戦力からしてイランはアメリカの火力にまるで歯が立たない。

またトランプの常習手段、トウイッタ―での恐喝は幼児に似て言葉だけだとの認識もあり、さらにアメリカ兵が新しい戦場に赴くことにアメリカ国民の意識は低い。

従い、海峡封鎖はあり得ないと市場は判断。

原油価格はリスクに反して下落中。

バイロン
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ヴェネズエラのスーパーインフレ [経済]

原油生産量が半減しているヴェネズエラ。

第一次世界大戦後のドイツワイマール体制下で生じた超インフレ(ハイパーインフレ)を凌駕する事態となっている。

今週、世銀は、今年のインフレ率を”100万%”と予測。

4月の予測では13、000%のインフレ率と予測していた。

今年のGDP縮小は18%と予想。

政府は既にインフレ実績を公表していない。

マドウラ大統領は、アメリカに仕掛けられた経済戦争、制裁の為と公言。

尚、超インフレは近隣諸国に波紋を生じている。

バイロン
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