パニックを起こさないで ウクライナ大統領の訴え [欧州]
昨日、ウクライナのゼレンスキー大統領は外国記者会見で下記、発言。
・世界のリーダーはロシアの侵攻が”明日”にも起こるとし、ウクライナ国内にパニックを引き起こしている。
・昨日、アメリカバイデン大統領と電話で話したが、ロシアの侵略の緊急度について意見が会わなかった。
・ロシアの脅威には2014年クリミア事件以後、ウクライナ国民は慣れており、今回の侵略は緊急では無いと
判断している。
・過度の戦争報道で国内経済が急速に混乱している。
国際社会にはこれ以上国内にパニックを惹起せぬよう、要請する。
バイロン
EU中国をWTOに提訴 リトワニアに不当圧力 [国際]
中国の台湾威嚇に共同して抵抗の支援を送るリトワニア。
昨年は国内に台湾の名を付した代表部の設立を許し独立国の扱い。
途端に中国は強烈な懲罰行動を起こし、外交関係断絶、リトワニアから中国への輸出を禁じ、12月は例年の1割まで急減している。
中国は、リトワニア製の部品を含む製品も禁輸処置を執る。
ドイツの対中輸出品に多くリトワニア部品が含まれドイツ企業が被害を受けている。
EU委員会は、中国のリトワニア対応を、国際通商慣習、規則違反としてWTOに提訴した。
現在、トランプ下の米国がWTOとの協力を拒否して、WTOの仲裁機能は働いていない。
しかし、今回の提訴で、中国の通商、外交に於ける極端な戦狼姿勢が、国際的に論議され、問題化される効果ばある。
既に欧州議会では中国懲罰案を検討し始めた。
バイロン
血の日曜日 北アイルランド 50周年 [欧州]
50年前の昨日、1月30日、日曜日。
北アイルランド治安維持に派遣された英国パラシュート部隊はロンデリー地区でアイルランド独立派の群衆と衝突。
無差別に銃弾を浴びせ鎮圧。
民衆の背中を銃撃。
14名の死亡者、多数の負傷者をだした。
血の日曜日(bloody Sunday)と記憶される事件だった。
爾来、パラシュート部隊に一人の殺傷責任者の摘発も無い。
明日の記念日を控え、北アイルランドの被害者家族は改めて、英国政府の責任を問う。
バイロン