トラック野郎の反乱 カナダ オッタワに集結 [テクノロジー]
カナダのトルードー首相は今月、米国ーカナダ国境を行き来するトラックの運転手に、強制的コロナ風邪種痘を命じた。
今週末、首都オッタワに抗議するトラック群が全土から押し寄せている。
国境越えのトラック輸送はカナダの死活の重要活動。
これまで、12万人のトラック運転手が”例外として”コロナの制限無しで、国境を行き来してきた。。
首相の命令は、米国から帰路、再入国時の強制種痘。テスト、陽性者の隔離。
2年に及ぶ種々コロナ制限に疲れと怒りを感じている国民、トルードー首相に反対の保守党陣営、
一部国民がトラック運転手の同情支援に回っている。
抗議のトラック編隊は高速道路を閉鎖し、民衆は、旗、鉦太鼓で、応援する。
SNSでは、海外からの支援の声も上がり、アメリカ前大統領トランプの息子、トランプ ジュニアーも応援に回る。
”Freedom connvoy”(自由の自動車編隊)と内外のメデイアが命名して注目する。
オッタワには反トルードーの過激派の集結も報じられ、昨日トルード首相と家族は身の安全の為一時身を隠した、との報道もある。
バイロン
悪いニュースのメッセンジャーの更迭 トルコ エルドガン大統領 [アジア]
トルコ統計局長は、先月12月のインフレ率が36%、19年ぶりの高率だったと、公表し、エルドガン大統領は、集計ミスによる間違った高率だと激怒。
局長を即刻更迭した。
10ヶ月しか勤めなかった局長職からの解任に、局長は8400万人国民生活に直接関連するインフレ率を任意に手直しすることは国民への欺瞞で犯罪だと述べて、去った。
エルドガン大統領は、低金利こそ物価安定の鍵、と昨年は4回に亘り金利引き下げを強行。
リラ通貨の激落を招き、輸入全般が値上がり、インフレが止まらない。
古来、悪いニュ-スのメッセンジャーを殺すのは暴君の常套手段。
バイロン
イタリア政局安定 マッタレラ大統領再選 [欧州]
弁護士で判事上がりのイタリア マッタレラ大統領は80歳。
今年一期7年の任期を終える。
健康を自由に引退を表明してからイタリア政界は混乱に放り込まれていた。
圧倒的な国民支持を受けるドラギ首相の格上げが自然の成り行きと思われたが、彼の後任、首相の座を巡り、全政党間に争いが生じ、国家の舵取り役がいなくなる。
ドラギ首相以下、寄り集まってマッタレラ大統領に懇請を続け、大統領は終に二期目の継続を受け入れた。
昨日、全国会議員、地方議員の投票で、マッタレラが、再選された。
政財界、国民も安堵の息をつく。
EUも歓迎。
バイロン