香港の後継都市は？

1940年アジアの金融センターは上海だった。

香港は片田舎の寒村で当時の上海の金融取引量は現在の香港取引量の10倍の盛況を誇っていた。

爾来、中国内戦､大戦を経て、共産党独裁政府が確立し､上海時代の金融業者、金融ノーハウは、香港に大挙して逃避流失し、今日の香港発展の基盤となった。

今日の香港の民主化騒動。今度は香港の国際金融センターの地位が揺らぐ。

ブルンバーグ紙が列挙する香港の後継都市の要件は；
・活躍とした自由で創造的な金融市場をもっていること。
・国際的に金融のプロを誘致し、彼らが居住できる生活環境があること。
・英語が通用すること(この点、香港は総合的に落第だが金融業界内の英語力は強い）
・交通の便が良いこと。国際的に容易にアプローチできる事。
・行政が簡素化されて窓口の時間ロスが無いこと。
・国際的な学校が存在すること。
・外人勤務者に対する課税が厳しくないこと。
・メイド等家事手伝いが容易に手に入ること。
・英国の伝統的法体系が通用すること。

候補都市と評価：
・上海、深圳；国家体制上、国際金融機関、企業、投資家は二の足を踏む。
・シドニー、メルボルン；遠すぎる。
・ムンバイ､デユバイ；遠すぎる。
・ソウル、クアラランプール、バンコック；金融市場規模が小さすぎる。
・シンガポール、東京、台北が有力か。

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気象変動会議：COP25マドリッド開催

一ヶ月前、アルジェンチンは11月に予定だったAPECサミット、今月に予定の国連気象会議(cop25）の国際二大会議のホスト役を辞した。

地下鉄料金の値上げに端を発した住民デモが過激化し収拾が付かず。

同国にとり国威高揚の絶好の機会を失った。

APECサミットに参加予定だった予定だったトランプー習のトップ会談で米中貿易戦争に光明が見えると期待されたが流れてしまった。

copの代替開催地の選定は難事だったが、ボン、ロンドンの有力地が時間不足で開催不能とし、結局､スペイン　マドリッドが土壇場で受け入れの勇気ある決断。

世界200国の代表が本日から続々とマドリッドに集まっている。

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取りあえず拒否

大統領府主任弁護士は下院議会法務委員会が求めた弾劾審議へのトランプ、あるいは彼の弁護士の"当面の”出席を拒否した。
将来については別途検討し返答するとした。
トランプが週末ロンドンのNATOサミットに参加するので検討する時間が無いと指摘。
法務委員会の審議は今週”トランプ抜き”で始まる事となる。

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