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トルコーギリシャ軍事衝突か [国際]

先月27日にトルコとリビヤは東地中海に二国間の領海線を定めた”排他的経済領海”協定に合意。

ところが同協定にトルコの領海として、ギリシャの海域が含まれていることが露見。

ギリシャは両国に協定の無効化を求め強烈な抗議を行っている。

トルコは同協定で原油探査船を問題のギリシャ海域に”来週にも”派遣すると発表している。

かねてよりトルコが目をつけていた原油埋蔵の有力地点。

今週、ロンドンのNATOサミットでトルコ大統領とギリシャ首相の個別会談が行われ妥協を図ったが決裂。

昨日、ギリシャ政府は、”紛争地点”に軍艦を派遣し原油探査船を放逐すると発表。

武力駆使も厭わないと強調。

トルコも対抗して原油探査船に護衛の軍艦を派遣すると発表。

バイロン


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血が騒ぐフランス国民 [欧州]

昨日から始まったパリを中心にした反マクロン大統領街頭運動。

マクロン目玉政策である年金の大改正案に、”全フランス”が一斉に背を向けた。

官庁職員の三分の二が職場放棄。

パリでは16の地下鉄路線の10が動かない。

教師組合、鉄道組合、消防士組合等など、一斉にストに突入。

空港も影響を受けている。

黄色いヴェストに続く年金デモの始まり。

バイロン
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アラムコ資産は1.7兆ドル [経済]

サウジアラビアの宝冠、国営石油会社アラムコは昨日サウジ証券取引所で始めて株の販売を開始。

皇太子アブドラの肝いりでアラムコのIPOを進めてきた。

彼の目論見ではアラムコ保有の総原油資産を2兆ドルとし、株に変換してその5%を販売し、1000億ドルの現金を手にする目論見だった。

しかし、2兆ドルの資産算定につき、異論が大きい。

原油埋蔵量の確定も難事だし原油価格の将来予想も”雲を掴む”ように難しい。

従い、株価の裁定が難しく、海外の主要証券市場での、販売は不人気で差し止め、先ずはサウジ国内でのIPOとなった。

価格は32サウジリアル(米ドル8.53)。

国内富裕層に買い付けを強制してしている。

新株主優遇の為、業績とは離れて確定配当を確約したり、有利税率を適応するなど、売り出しに躍起。

亦、UAE、クウェイトの国富ファンドの購入を要請したりと政治圧力をかけている。

総合して、昨日の国内向け株価から、アラムコの総資産は皇太子の目論見を下回り1.7兆ドルと算定される。

しかし、世界は脱原油、クリーンエネルギー時代、アラムコ株価の先行きは厳しい。

バイロン
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オペック プラス 減産合意難航 [経済]

昨日のウイーン、オペック プラスの原油減産協議。
難航している模様。

昨日末時点で現行の削減量、日量120万バーレルを50万バーレル嵩上げして、170万バーレルと削減を強化し、来年3月までとすることで一応の合意が出来た様子。

しかし、各国毎の削減量の割り当て、削減協定違反の罰則につき、詳細の詰めが出来ず。

本日の協議にもつれ込んだ。

昨夜は恒例の参加国代表全員揃った大晩餐会も中止された。

バイロン
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