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最終”オペックープラス”生産削減案 [国際]

徹夜で纏めたウイーンのオペック プラス協議。

結局:
・来年3月末まで即時、現行の原油生産削減量120万BDを170万BDとし削減を強化する。
・サウジアラビアはこれに加えて40万BDを自主削減する。
・上記を合わせて削減量は210万BDとなる。
・各国毎の削減分担は公表されないが各国に削減量の厳守を求める。

ロシアが代表する非オペック諸国とサウジ間の妥協、密約は無論公表されない。(例えば原油生産に付随する液体ガスの数値上の扱い。)

サウジの皇太子モハメッド(MBS)は石油大臣としての初仕事。

アラムコ株価の引き上げに鍵となる原油価格の嵩上げは自分に課した至上命令。

オペック内の歴史的無秩序、世界原油生産の60%を抑える非オペックを相手に、奮闘の様。

原油需要は自然エネルギーの台頭に押され収縮中。

バイロン
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