情報戦争時代：トウイッターの防御

トウイッターはこの度、約6000のサウジ　アラビア人､団体のアカウントを閉鎖。

過去のトウイットをアーカイヴ化し記録から虚偽の”フェイク"ツイッターを摘出し排除する。

サウジ政治家、軍人を美化し､虚偽の宣伝、また反イラン宣伝に偽情報を流す戦略的アカウントを排除する。

斯様な宣伝工作が国家ぐるみとなってきた。

ツイッターは香港の民主主義デモに関し、8月に中国政府関連と見なされる中国人、団体の
約20万アカウントを消去し掲載を排除している。

国家ぐるみのデモ潰しの報道戦争が明確にされた。

来年のアメリカ大統領選挙を控え､トウイッター他ソーシャルメデアが、加熱した情報戦の最強武器となった。

”多数”国家の情報機関が電波”選挙選に参加している。

バイロン

新英国中央銀行総裁；ベイリー氏

次期英国中央銀行(Bank　of　England）総裁が決定。

30年間、同銀行勤務のたたき上げ。

来年3月に現総裁カーニー氏の後を襲うベイリー氏は60才。

堅実な手腕でプロEU離脱派と見られジョンソン首相のお眼鏡にかなった。

バイロン

ジョンソンEU離脱法案

英国保守党ジョンソン首相、先の総選挙で態度の煮え切らぬ労働党を徹底的に粉砕。

昨日、圧倒的多数で彼のEU離脱法案を下院を通過させた。

同法案の特徴：

・来月31日のEU離脱以降、EUとの新規通商、外交関係の交渉に入るが交渉期間を来年末とし、
　延長を認めない。(前メイ首相案では英国に延長のオプションがあった。）

・離脱負担金(所謂”離婚料”)390億ポンドを支払う。
　(金額も、もめていたし支払いの要さへ議論されていた。）

・EUとの新規合意につき､都度の議会承認は不要とする(前メイ首相案との相違）

・北アイルランドは､英国の関税制度と、EUの関税制度の二重制度下に置く。
　(この点、北アイルランドに不満が強い）

本法案は明年早々上院(貴族院)の承認を持って法制化。

バイロン

ロシアーウクライナ天然ガス協定

昨日、ロシア、ウクライナ、それにEU委員会は懸案のウクライナ経由EUへのロシア天然ガスの輸送につき､平和裏に継続輸送の合意がなったと発表。

とたんに欧州内のガス価格が7％近く下落して落ち着いた。

合意内容の詳細は未発表。

問題は残る。

即ち､これまでのロシアーウクライナ紛争に関しスウェーデンの調停で､ロシアの天然ガス供給者ガスプロムがウクライナに支払いを要すると合意済みの300億ドルの決済が未だなされていない。

それにロシアが奪ったクリミア地方の元ウクライナの天然ガス資源、その施設の賠償問題が未解決。

バイロン