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武器競争に革命:プーテインのロケット [国際]

ロシア大統領プーテインは昨日ロシア軍が新型超高速大陸間弾道ロケット"ヴァンガード"の実戦配置の用意が出来たと発表。

発表主旨:
・本ロケットは2年間の開発で始めて世界最高速度、マッハ27(音速の27倍;約時速33,000キロ)を
 実現した。
・超高速に加えて、ロケットは飛行中に軌道変化の操作が世界で始めて可能となった。
 軌道変更の操作で世界に現存するあらゆるロケット防衛装置も撃墜が不可能。
・この新兵器の開発は1957年世界初の衛星打ち上げに比肩するロシアの革命的成果。
 従来の武器開発に"西欧に追いつこう”とする追従路線を採ったが、今回アヴァンガードの成功で
 従来の路線を放擲する。今後はロシアが世界をリードする。

尚、現時点でアメリカの大陸間弾道ミサイル(ICBM)の最高速度は時速20,000キロ。
マッハ1は時速1234.8キロ。"超音速”とはマッハ5以上を指す。

バイロン
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オマーン湾:中国ーロシアーイラン共同軍事訓練 [中東]

昨日から週末にかけて世界初の事態が生じている。

中国、ロシア、イランの海軍がペルシャ湾入り口のオマーン湾から、インド洋北部海域において共同軍事訓練を行っている。

訓練は明日まで続けられる。

艦船が攻撃された事態を想定した共同救助訓練とされるが、訓練はホルムズ海峡入り口まで及ぶ。

昨年5月イランとの国際核利用協定から、トランプが突如脱退し、同時にイランに原油禁輸を含む制裁発動。

当時、日量280万バーレルのイラン原油輸出が今や50万バーレルまで落ち込んでいる。

今回の中ロイラン共同軍事訓練行動はつとにアメリカの察知するところで既にサウジ始め反イランのガルフ諸国、英国、豪州等(日本を含み)で、アラビヤ湾をカヴァーする共同海軍連合の動きが知られている。

今週はモスクワで三国の外相会談。今回の共同訓練の評価を行う。

中国は、イラン原油確保、ロシアは中東における権威の確立、イランは米国対抗を強調し中ロとの経済協力強化を狙う。

バイロン
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ロシアとドーピング

先週、ロシアの反ドーピング協会( Rusada)は世界反ドーピング協会(Wada)を国際スポーツ仲裁裁判所に告訴。

Wadaによる4年間の"主要"国際スポーツへの参加禁止決定に全面的に抵抗の構え。

内部告発から国ぐるみのドーピングと検査妨害の事実が明るみにでて過去二回、"主要"国際スポーツからの追放勧告がなされていた。

今回の決定は三回目。Wadaに提出のデータに改めて改竄が見つかった。

ロシアは国家として東京オリンピック、2022年のワールド カップ サッカー参加は禁止。

但し、来年のヨーロッパ フットボール チャンピオンシップ、再来年のセント ピータースブルグのチャンピオン リーグには参加可能。
欧州フットボール協会が主催するので"主要"国際スポーツと見なされないから。

Wadaによる過去二回の禁止処置により、ロシアは2012年ロンドン夏期オリンピック、2014年ソチ冬期オリンピックで得たメダルを剥奪されている。

また昨年の韓国冬期オリンピックでも国家としての参加を禁止されたが168名が個人資格で参加している。

バイロン
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