弾劾訴状決定

アメリカ連邦下院議会、法務委員会はトランプ大統領の弾劾訴状をとりまとめた。

告訴の罪状は二項目。

”権力乱用“と”議会妨害”。

本日、法務委員会で正式に票決し、とりまとめ訴状は来週、全下院議員の票決にかけられる。

クリスマス休暇を控え米国は大変な嵐に見舞われる。

バイロン

ロシア ガスパイプライン妨害

昨日米国連邦上下院議会の軍事委員会はロシアの欧州向けガスパイプラインの建設を助ける企業に制裁を課す決議を行った。

即時影響を受けるのは､ロシアからバルト海底を通るドイツ向け”第二3北パイプライン(Nord Stream 2)".

年中行事のようにウクライナを通るパイプラインによるガスの通過料金で紛争するロシアのガスプロム社とウクライナ政府。

北パイプラインはウクライナをバイパスする。

既に工事は80％進んでおり､最後のハードルだったデンマーク政府の領海内工事の許可が先月出て、来年3月には全工事が完了の目処が立ったばかり。

また今回の制裁決議は黒海海底に敷設する”トルコパイプライン”も対象とし､建設に参与する企業に制裁を課す。

両パイプライン共、ロシアの欧州向けガス販売量を激増させて西欧の保安体制に危険になるとの事由。

一方、何事も何処に跳ねるか予測不能のトランプは、ロシア　プーテイン大統領の”盟友”気取り。

議会決議はプーテイン制裁と同じ。さてトランプは如何する。

バイロン

過剰ガス市場：シェヴロンの撤退

米国のシェイルガス生産。

見る間に生産量が風船のように膨らんで価格は2.50ドル(100万BTU当たり)まで暴落している。

斯界のリーダー格、メイジャーオイルのシェヴロン社はシェイルガス資産の売却等、シェイルガス事業から撤退の決定に達した。

カナダのLNG計画からも撤退の意向。

バイロン

英国総選挙予想

愈々明日が英国の総選挙の投票日。

朝7時から夜10時までの投票。

BBCが報じる最新(昨日時点）世論調査結果(YouGov)下記の通り。
・保守党　339議席
・労働党　231
・自民党　15
・緑の党　1
・SNP　　41　(スコットランド国民党）
・PC　　　4　（ウェイルス、プライド　カムリ党）

同調査で今回の選挙は不動票、最終的に変化しうる不安定票の多さを指摘。

エラーマージンは上記、保守党339議席の予想につき311議席から367議席まで大きく触れる可能性を指摘し､その結果上記の他党の獲得議席も揺れるとする。

いずれにせよ与党保守党の優勢は明らかな様子。

バイロン