こちらの水は甘い：ドイツのポーランド労働者誘致

日本の好敵手ドイツ。社会、経済状況が類似している。

ドイツも労働者不足で青息吐息。

英国がEU離脱で外国人労働者の排斥に舵を切り、これまでポーランドから、100万人に近い建設労働者、交通機関従事者、看護婦、小売り店員が自由に英国に渡り労働需要を満たしてきた状況が一変してきた。

外国労働者の身分が突如不安定に陥り、亦、自国の為替が強くなって英国のポンド給与に魅了が失せて始めて英国最大のポーランド労働集団が大挙して国外退去を始めている。

チャンス到来と、待ち構えるのがドイツ。

英国を離れるポーランド人を狙い撃ちに誘致活動を強化中。

給与､社会保障の良さ、職場と社会の安定性、を国を挙げて広報に努め､終に歴年の海外労働者受け入れ条件の最大の障壁だったドイツ語知識の必要を無視することを決めた。

これまで多くの業種で海外労働者受け入れにドイツ語の一定上の知識を必要とし､海外労働者受け入れの最大のネックとだったのを、雇用企業が､ドイツ語の研修を”約する”なら、事前知識無くとも受け入れ可能とした。

先月、終にドイツがポーランド労働者受け入れ数で減少中の英国を抜き去った。

70万人を超えて増加中で､ドイツではトルコ労働者に次ぐ第二の海外出稼ぎ集団となった。

尚､英国”お下がり”の業種で最大の人気は医療関係、特に看護婦の需要が強い。

バイロン

ロシア スポーツ界から追放か；ドーピング罪

明日、パリで世界アンチ　ドーピング機構(WADA）が2014年ソチの冬期オリンピックでロシア　アンチ　ドーピング協会(RUSADA）がロシア選手のドーピング　テスト結果を改竄した容疑につき結論を出す。

既に、WADAの内部調査でロシアの嫌疑はかたまり、WADAは国際スポーツ競技からロシアを4年間閉め出す決定を行うと見られる。

度重ねるロシアの浄化運動の声明に反し､一向に改善の兆しが無く､WADAはドーピングがロシアの国ぐるみで行われていると判断している。

明日、WADAの正式判定が出て､且つロシアの国際スポーツ裁判所への控訴が敗訴となると、ロシアは東京オリンピックには国家としての参加が出来なくなる。

バイロン

あと四日：必死の選挙選

あと四日。

大英連合王国（UK)の命脈が決まる総選挙。

主要政党、必死の最後の追い込み。

BBCが纏める各党目玉の政策は；

・ジョンソン首相の保守党；
　選挙に勝利したら､来年当初から,EUルールを捨て去り､移民希望者のうち、英国が必要とする
　才能、技量を精密に判定し、移民を許す。
　技量、知識共に低く国家が必要としない移民は入国を拒否する。
　この選別方式は豪州で採用されている技量ポイント方式で､これに準拠する。

・コービン党首の労働党：
　選挙に勝利したら､老齢者の個人対応看護の医療を”無料化”する。
　年金生活者、労働者、学生、看護婦、医師の勝利、即ち国民の勝利である。

・自民党；
　EU離脱反対。
　勝利したら､ロンドン以外の地方に”集中インフラ投資”を行う。
　鉄道電化、乗換駅の増設、ブロードバンド接続の拡充等の投資を進め、地方経済をもり立て
　不公平を退ける。

・スコットランド国民党；
　EU離脱反対。
　国民健康保険制度の維持。
　スコットランドの将来をスコットランド人の手に取り戻そう。

バイロン

ペンサコーラ海軍基地：サウジ兵の造反

米国フロリダ州。

ペンサコーラ海軍基地。

1995年から海外の軍人に飛行訓練を施している。

当初、受け入れの対象国は､イタリア、ドイツ、シンガポール、それにサウジアラビア。

現在の外国訓練生は200名。

基地規模は兵士、サポートを含め2万人。

先週末の金曜日、サウジ軍派遣の飛行訓練生が､同基地で銃を乱射。

教官を含め3名を殺害、8名を傷つけて射殺された。

犯行前、トウイッターで反米宣言を行っている。

米軍首脳、フロリダ政界に､何故サウジ兵を米国内で訓練する要があるのか、と反省が起こる。

国防省は本事件をまだ”テロ行為”とは認めていない。

バイロン