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オペック プラスの減産努力 [経済]

今日明日のウイーンにおけるオペック会合。

国際油価が、一向に上がらない。

米中貿易戦争で原油消費が続減中。

来年前半は価格下落が予想される。

今回ウイーンではオペック産油国とロシア他の非オペック諸国を加えた”オペック プラス”の合意減産量である現在の日量120万バーレルを更に40万バーレル上げ160万バーレルとし、その期間を現行の減産期限来年3月を超えて適応しようと検討する様子。
供給を絞って価格上昇を狙う。

しかし、供給サイドは歴史的に”合意抜けが常態”で、イラク、イラン、ロシア等多くのメンバー国の正確な生産実態は把握不能。

新しく減産強化の合意も広報効果は薄く、市場への影響は軽微と見られる。

バイロン
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弾劾手続き発進 [米国トランプ弾劾]

昨日アメリカ連邦下院議会、法務委員会による弾劾調査が始まった。

同委員会は下院の複数の委員会が行ってきたトランプ弾劾に関する個別の調査結果の総まとめ役で最終的に下院全体の見解としてトランプ弾劾告発書を作成する。

それを下院全体の審議に供して賛否を問う。

昨日、法務委員会は独自に、憲法学者4名を招待して弾劾の憲法上の意義、トランプの罪状につき見解を徴した。

弾劾告発状はクリスマス以前に下院の議決に呈される予定。

賛成となれば、明年早々から上院が弾劾告発判定の”裁判所”となり、100名の上院議員は、判事兼陪審員の立場で審議する。

最終的に、三分の二の議員が告発を是とすれば、トランプの罷免が確定する。

バイロン
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NATOサミット:トランプ独り芝居 [国際]

ロンドンのNATO結成70周年記念サミット。

今回、29カ国代表全員が揃った最後のバッキンガム宮殿でのパーテイーでカナダのトルードー首相が、英国ジョンソン首相、フランスマクロン大統領と、談笑。

トルードーがトランプの記者会見を”トランプの発言毎にアメリカ随員の顎が落ちる”とトランプの予測不能の発言に振り回される随員の慌て振りを話し、それに後の二人が笑いながら同意する様がヴィデオに捉えられた。

これに怒ったトランプは記者団の問いに、”トルードーは二つの顔を持つ”と非難。
NATO費用分担にカナダは合意のGDP2%に遠く及ばぬと常套句の非難を繰り返し、ついでにサミット終了の正式米国大統領の記者会見をキャンセルした。

今回サミットで唯一の合意は、宇宙空間もNATO責任領域とし、NATO基礎協定5条が適応されるとされたこと.(5条によりメンバーの一国が攻撃されたらNATO全体への攻撃と見なすとする)。

表面化した危険は、トランプの乱暴発言、振る舞いで、首脳間の意思疎通が壊れたこと。

バイロン
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