737max製造停止:ボーイングに打撃

今年3月連続したボーイング737max機の墜落事故。

ボーイング社の稼ぎ頭の機種は瞬時に世界の顧客を失った。

事故以来、官憲（FAA)の検査待ち、従業員散逸、サプライチェインの崩壊を避けようと月間40機の製造は続けてきたが､無論新規受注はゼロ。

駐機場に落ち着き先無い400機が溜まっている。

ボーイング社は終に苦渋の決断。

来月から本機の製造を中止する。

今後、官憲の検査終了を待ち､改善を加え､世界各国の飛行再開許可を待つ。

400機の待機機体が全て捌けるのは再来年にずれ込む見通し。

バイロン

外国労働者受け入れ施策:ドイツの決意

ドイツは来年3月より外国労働者受け入れ新法を実施する。

労働者不足は全産業分野で重大問題で､特に建設関連では7割、医療関連では8割の企業が人手不足を訴えている。

労働者移動が自由なEU域内では、懸命な労働者誘致運動を展開している。

今回の新法では､EU域外からの労働者確保を目指す。

新法の主要点は；

・これまで域外労働者雇用には、雇用者が先ずドイツ人労働者の雇用が不可能だと証明を要したが､
　この要件を廃止する。

・これまで､事前に雇用を確保していないと発行されなかった労働ヴィザを､職探しに入国する
　外国労働者に発行する。

・ロシア、インド、ヴェトナム、ブラジル、中国からの労働者が特に多くなる予想で､彼らへのヴィザ
　の発行手続きの簡素化、迅速化を図る。

バイロン

北アイスランド議会復活か

英国総選挙結果、与党保守党が過半数を超える大勝。

これまで北アイルランドの民主同盟党（DUP)の議席を頼って辛うじて過半数を維持して来たが、もう彼らの支援は不要となった。

それに､北アイルランドの選挙で､DUPは議席を落としている。

これまで3年間北アイルランドの地方議会、”ストーモント”は閉鎖され、立法はロンドン議会に席を確保されたDUPに委託する”曲がった”制度に甘んじてきた。

しかし今回の総選挙結果、DUP他シンフェイン党を始め小党数党が集い､ストーモントの復活を協議始めた。

バイロン