EUカンボジアに制裁：人権無視のハンセン首相

カンボジアのハンセン首相、３５年の独裁政権。

２０１７年に野党、カンボジア国家救済党の党首ソカ氏を国家転覆罪で逮捕、同党を非合法党として解散。
２０１８年の総選挙でハンセン首相のカンボジア国民党が全議席独占。

ハンセンは政府機関以外の非政府組織すべてを解散させ、マスメデイアもすべて掌握。

昨日,EUは世界最貧国に与えている特別優遇関税(武器以外の輸入が無税、コータ制無し。EBA制度ー“Everything But Arms”－）のカンボジアへの適応をキャンセルした。

今後,EUへの輸出はWTO既定の関税の支払いが要る。

EUはカンボジアの人権、表現と政治の自由が回復するまでの処置だとする。

カンボジアの対EU輸出は衣服、靴、砂糖を主に全輸出の約半分で最大の通商相手。

ハンセン政府は,EUは一方で”共産政権”で”自由の無い”ヴェトナムに優遇関税を与えており、今回の処置はEUの二重性の矛盾(double　standard）を示していると抗議。

バイロン

イスラエルーUAE外交関係成立

湾岸アラブ社会のアラブ首長国連合（UAE)と、イスラエルの史上初の外交関係が成立した模様。

トランプの中東和平工作の展開。

両国は、相互に大使館設立、今後、外交、通商、安全保障の面で協力する。

条件の一つとして、イスラエルは　パレステイナ西岸の接収を一時、停止する。

トランプは新関係を”ドナルド　トランプ　協定”と呼びたいとトウイットしている。

今後の発展、関係諸国への影響、等これから。

バイロン