SSブログ

ハッチ法:公共施設の選挙戦転用 [米国2020年大統領選挙]

すさまじい非難中傷の応酬となっているアメリカ大統領選。

ウェブの活用も歴史に悪評の極端な戦いに拍車をかける。

トランプの選挙戦。

正式に共和党候補の指名をうけて、4日間の”お祭り”に入っている。

昨日で2日目のイヴェントが終わった。

特徴は、”お祭り”がホワイトハウスを舞台としている事。

トランプのTV登場も、応援演説もホワイトハウスを背景としている。

長い政争の歴史で、ハッチ法が成立している。

公平を期す為、選挙戦では公的施設、仕組みを利用してはいけないとの法である。

現職の地位を利して、ホワイトハウスを選挙戦の場とすることは違法で、極め付きの禁じ手である。

昨夜はトランプ夫人メラニアが自分で手を入れたホワイトハウスのローズガーデンにホワイトハウスに働く公務員75名を聴衆に仕立てて、トランプ応援演説を行った。

民主党は今回の共和党の”お祭り(コンヴェンション)”はハッチ法違反の違法集会だと訴えると息巻いている。

バイロン


nice!(0)  コメント(0) 

ウィスコンシン州戒厳令 [米国2020年大統領選挙]

アメリカ、ウィスコンシン州、ケネシャ市でまたもや黒人が警官に銃撃を受けて重傷。

先週日曜日、警官との口論から、無防備のブレイク氏は夫人、子供三人が乗る自動車に乗ろうとして、二人の警官から6発の拳銃弾を浴びせられた。
命は取り止めたが全身麻痺状態。

一部始終を路傍に立つ観察者がヴィデオに収め、ソーシャルネットに掲載。

忽ち、ケネシャ市では警官の暴力に反対の抗議デモが建物破壊、放火の暴動に発展した。

同情抗議デモは他都市に波及し、ニューヨーク、ロスアンジェルス、ミネアポリス等で警官との衝突が生じている。

本日事件から4日目、ウイスコンシン州知事エヴァーズ氏は州に戒厳令を発し、州警察の治安出動人員を、倍にしている。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

イラン制裁 安保理拒否 [米国2020年大統領選挙]

何としてもイランと戦争を起こしたい。

トランプは手を変え品を変え、イランを挑発している。

国連によるイラン制裁の合法化を狙い、2015年のイラン核国際合意(イラン対米英仏独露中の6カ国協定)に基づき、イランの合意違反による国際制裁の発動(snapback)を国連安保理に提案。

肝心のアメリカだが、2年前にトランプは本協定から離脱している。

昨日の採決、15か国理事国の内、制裁提案に賛成はドミニカ共和国のみだった。

そもそも,snapbackの適応は条約国の合意によるので、条約離脱のアメリカが提案する法的根拠がない。

また、snapbackの手続きは先ず、”対話”から始まると規定している。

今回の安保理の結論はアメリカにとり合意のメンバー国が僅か一カ国の惨めさで、安保理史上初めての屈辱。

トランプ外交の不人気を象徴している。

安保理の絶対拒否の結論にクラフト米国連大使は”安保理メンバー国は勇気と倫理観を欠き、イランのテロリストに同調した。アメリカは単独で不正に挑戦する”と演説。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)