ナヴァルニー移動許さず：ロシア医師団

本欄既報のドイツNGO手配の緊急救済飛行機がロシアシベリアのオムスクに到着した。

毒物を盛られ昏睡状態の反プーテイン活動家、ナヴァルニーをベルリンの病院に移送させるためである。

しかるに、オムスクの病院の医師団は、ナヴァルニーは既に衰弱が酷く、航空機による移動は危険だと、移転に反対。

ナヴァルニーの秘書は、オムスクの病院には適当な治療器具も無く、専門医師も不在で、即時、搬出しないと同氏の死亡に繋がると、各方面からの声援、支持を求める声明を発している。

バイロン

サウジ イスラエル-UAE協定に参加せず

ベルリンを訪問中のサウジ　アラビヤ　ファイサル外務相はトランプ仲介のイスラエル・UAE友好協定に反対し、サウジの参加はあり得ぬと強調。

メッカ、メジナのイスラム教最高の聖地を有するサウジ。
天敵、イスラエルとの和合は考えられない。

同外務相は、和平の前提として、２００２年にサウジ政府が提唱した和平案、即ち、イスラエルは６７年の戦争により占領したパレステイナの土地を返還し、パレステイナ政府の建設(すなわち二政府案）を認めぬ限り、イスラエルとの国交回復はあり得ぬと述べた。
また、いかなる和平案も当事者のパレステイナ国民の同意がなければ無効だと強調した。

一方、このニュースに、ホワイトハウスのトランプ大統領はイスラエル・UAE和合の動きにサウジの参加は無いのか、と記者団に聞かれ、”ある”と明快に矛盾した回答。

バイロン

ガラパゴス諸島沖―中国漁船の乱獲

エクアドル軍はガラパゴス諸島沖で操業する中国漁船は３２５隻。

内１４９隻が宇宙衛星による位置確認通信を遮断して行動が捕獲できなくなったと発表。

ここ数年、中国漁船がガラパゴス周辺の海域から貴重な水産資源を大量に捕獲し、エコロジー破壊にも繋がると問題化。

しかし、経済的弱者のエクアドルは中国の一帯一路計画に飲み込まれ、中国の財政支援で息をついており、漁船の乱獲に、表立った抗議は出来ない。

中國は、ガラパゴス沖の漁獲量は、エクワドルと合意の上決めていると、”表面的”協調姿勢を強調してきた。

バイロン

ナヴァルニー ドイツへ移送か

ロシアの反プーテイン運動の指導者、ナヴァルニー氏が航空機内で毒を盛られた疑い。

ドイツのメルケル首相は事態の解明をロシア政府に求めた。
同時に、ドイツはナヴァルニー氏の治療に協力を申し出た。

フランスのマクロン大統領はナヴァルニー氏のフランス亡命を受け入れるとし、また同氏の治療にフランスは協力すると発表。


本日ドイツNGOグループは救急装置完備の航空機を、毒物専門家、医師を載せてナヴァルニー氏をオムスク(モスクワから２２００キロ東。現在ナヴァルニー氏が病院に滞在中)から、バルリンへ空中移送する準備を終えた。

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バノン逮捕

２０１６年トランプの選挙戦を指揮した”悪魔”のバノン。

２０１８年よりメキシコ国境に壁を建設すると募金を募り、２５００万ドルを集めたが私用に流用。
昨日、ニューヨーク市南地区検事局に逮捕された。

当時の選挙戦の中心だった彼はトランプの"MAGA-make　America　great　again”のモットーの起案者。

バノンは罪状否認、５００万ドルの保釈金で釈放。海外旅行を禁止された。

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