SSブログ

茶番の露呈:トランプ中東政策 [中東]

トランプ鳴り物入りの新中東和平工作。

UAEとイスラエルの関係正常化をリードし、先週は記者会見でUAEに虎の子の新鋭戦闘機F-35を売ってやってもいい、何故なら”彼らは金があるから(they got money)”とおよそ品の無い外交言語(世界メデイアが問題視する)で両国の関係進展を示唆した。

℉-35”はアメリカの”信頼する同盟国"韓国、日本、イスラエルには提供を約されている最新機。

ところがイスラエルがUAEへの同戦闘機の提供に反対の声。

関係正常化とは別に、両国の戦力バランスが崩れると反対。

F-35はイスラエルの”専用機”で、UAEにも渡すとイスラエルの対アラブ社会の戦力優位の原則(長くアメリカ政府の基本姿勢)が崩れる。

トランプの操り人形とされるイスラエル首相、ナタニエフがトランプに楯突いた。

トランプは選挙を控え、アメリカ ユダヤ社会の意向に逆らえない。

F-35の購入を強く求めるUAEはナタニエフの突如の反対で、トランプ意向が不鮮明になったとして、先週金曜日に予定されたアメリカ国務長官ポンぺオとの会談を突如解約した。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

民主党の落とし穴 [米国2020年大統領選挙]

FT紙コラムニスト、ラクマン氏が指摘するトランプ再選の”危険性”。

・世論調査技術の欠陥。世間の風潮からトランプ非難を調査では差し控え、実際の投票ではトランプに
 票を投じる”隠れトランプ支持者”が見破れない。

・今回、トランプは、票田の政治的操作で、前代未聞の反対票の無効化を企画中。
 抵抗する有力な手法が見つからない。(郵便投票の犯罪化の主張、郵便局機能制限、等の問題)

・賭け業界の予想はトランプの勝利確率を最大46%と見ている。(欧米では彼らの判断が珍重される)

・最大の問題は、民主党の選挙戦術。
 トランプ支持層の支持理由を把握できていない。
 彼らが”白人至上主義”の人種主義者で、知的水準が低い”低学歴層”だと決め付け、その教化、転身に
 力を尽くしている。
 実はそれがトランプの思うつぼである。
 トランプは、彼の支持者層は人種問題で踏みつけられ、社会的に虐げられた民衆だと強調、
 ”白人”の怒りを 掻き立てる作戦に転じている。”怒り”を効果的道具として支持者拡大に
 注力している。人種騒動こそ自分に有利な切り札だと知っている。
 民主党の戦術の逆手を採った。

・2016年もそうだった。事前の世論調査が覆った歴史的事例は多い。

バイロン


nice!(0)  コメント(0) 

サウジ前皇太子の身に危険? [中東]

3年前、サウジの皇太子モハメッド ビン ナヤエフ(MBN)は現王より王の実子モハメッド ビン サルマン(MBS)に皇太子の地位を交代させられている。

FT紙が報じるが、MBNは5か月前に身柄を拘束された。

その後、MBNの行方が知れず。

弁護士団、医者の連絡が不可能。

また彼の親族、特に子供達の安全が確認できない。

MBNの懐刀アルジャビリはカナダに亡命。

今月,MBS差し向けの暗殺団に狙らわれたと、米国でMBSを告訴。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)