英国最大の鉄鋼、自動車会社の命綱切られる

英国、最大の鉄鋼会社、タタ　ステイールと、最大の自動車会社、ジャガー　ランド　ローヴァ―社は共にインドのタタ財閥の所有。

今回、英国政府の、コロナ被害に出動の企業救済資金援助システム。

上記二社は、対象から外れた。

政府の打ち切り理由は簡単。
１)双方とも企業業績が悪すぎる。巨大赤字を”コロナ以前より”長期是正できず、政府資金での救済に値しない。
２)双方ともインドの親会社、タタ財閥の資力に支援を求めるべきで、英国政府の救済、即ち英国納税者に頼るべきではない。

共に英国雇用市場に重大な影響を持つ”巨大企業”。

企業規模縮小、乃至、撤退となると数万の労働者の生活保護が問題となる。

バイロン

イスラエルーUAE友好と反響

トランプが演出したとされる中東和平策、イスラエルーUAE友好作戦。

これまでのところ関係先の反応のいくつか；
・アメリカメデイアの一部（ABCはとくに）に、新展開は、またもやトランプの選挙戦の”手品”の
　一つで実効無しとほぼ無視の姿勢が見える。
　再選に躍起のトランプと、収賄の刑事訴追を受けるナタニエフの延命策と見る。

・UAEアブダビ皇太子モハメッド　ビン　ザイッド(MBZ)にとり、民主主義は”悪夢”。
　中東の平和は、王族支配の中東既成体制を揺るがす。
　”政治的イスラム”を蛇蝎の如く忌み嫌う。
　従い、中東、及び、北アフリカ(所謂MENA地域）に不安定要素をまき散らし、混乱を醸成し続ける
　のが至上命令。
　イスラエルを混乱維持の道具として使いたがる。

・パレステイナ関係機関、すべてがトランプ案に猛反対。
　ここまでの過程に一切相談が無いと猛反対。
　西岸の窃取は、放棄されたのでは無く、”一時、停止”に過ぎない、と指摘。
　アラブの結束を突き壊すUAEは裏切り者、と非難。

・国際社会で、ユダヤとアラブは現実利益を何よりも優先する”しぶとい”民族。
　イスラエル―UAE間では、表向きの対立をよそに、すでにここ数年間無印の民間航空の
　相互乗り入れが実行されており、民間通商量は増え続けている。

・イスラエルのアラブ内部の分裂工作は今後強まり、UAEの次の狙いはバーレーンとオマーンとの
　”友好関係”樹立。アラブ　リーグに警戒感が強まる。

バイロン

ミンスク警察の拷問；７日連続デモ

ベラルーシの民衆デモ、いささかも衰えず、連続して今日は７日目。

既に、７０００人が治安警察に拘留されている。

漏れ伝わる官憲の拷問。

リトワニアに逃避した、大統領選で現職ルカシェンコに立ち向かった３７歳の主婦、テイカノフスカヤ女史は昨日、ベラルーシの全市長に対し、”平和的抗議デモ”を行い、選挙の票の再集計を求めるよう要請。

EUは昨日、臨時外相会議を行い、”選挙は公正ではなかった”とし、関係者に制裁を課すことを合意。

官憲の拷問の残酷さはソーシャル　メデイアを通じ、国民に恐怖心を煽っている。

被害者に内外のジャーナリストも多い。

バイロン