総合商社の価値；バフェットの舵切り

国際的投資家アメリカのワレン　バフェット氏は彼の投資会社バークシャイア　ハッサウェイを通じ、日本の総合商社、トップ⒌．三菱、三井、伊藤忠、住友、丸紅のそれぞれ5％の株を購入。(6000億円を超す買い物）

現在、アメリカの株価はIT産業だけ突出し、他の基礎産業株は無残な下落のまだら模様。

バフェットは銀行株を主に米国株を一斉に売却している。

一方、日本株は、長期に亘る外国株主の退潮現象が続いていた。

Eーコマースの国際的拡大で、日本の”商社”の商取引活動はしぼむとの見方に、バフェットは”総合商社”の投資活動、国際市場への進出は根強く拡張している”事実”に着目。

今後、”日本総合商社”の将来に長期的期待を置き、株の所有も増やすと発表した。

長期的ドル価値の減価、日本円の切り上げも睨んだ長期作戦か。

本日、指名5大商社株価は、軒並み10％以上の大幅上昇。

バイロン

人種騒動:カナダ初代首相の彫像破損

昨日カナダ　モントリオールに起きた人種差別反対運動。

初代首相、マクドナルドの彫像が狙われ、頭部が、たたき落とされた。

彼はカナダ初代首相、1867年から6年務めている。

原住民排除、奴隷制維持、白人至上主義、等人種差別の象徴的対象となった。

モントリオール警察は彫像破損以外、デモは平和裏に行われ、負傷者、逮捕者も居ないと、発表。

バイロン

ベラルーシ包囲網

欧州最後の独裁者、ベラルーシのルカシェンコ大統領。

EUが”不正、不自由”と断じる今月9日の選挙で”圧勝し”6期目の連続政権保持。

国内外の反対勢力は日増しに増勢。

エストリア、リトワニア、ラトヴィア、ポーランド、それにウクライナが連動して選挙のやり直しを求める。

ルカシェンコは国際法違反の内政干渉だと、突き放し、”バルト海諸国”の挑発に加えて、NATOが国境に軍事力を配置、強化していると非難。

”友好国”ロシアに軍事的支援を要請。

プーテインはこれを受諾、ベラルーシ内情が収拾不能に陥ったら出動すると表明。

ルカシェンコは治安部隊を活用、反対勢力の鎮圧に全力傾注。

バイロン

人種騒動激化:アメリカの悲劇

5月25日、黒人フロイドがミネアポリスで警官に窒息死させられてBLM(black　lives　matterー黒人の命も大切だー)の運動が起こったアメリカ。

先週、ウイスコンシンのケノシャで黒人ブレイクが警官に背後から7発の銃弾を撃ち込まれるシーンがウェブに流れBLM運動は広がる。

昨日はオレゴン州ポートランドでBLMデモ群衆と”トランプ支持者”が激突。

銃の乱射が生じ、一名が死亡(加害者、被害者とも正体不明）、騒乱は加熱の一途を辿る。

バイデンは双方に呼びかけ、平穏を求め、公共の道路で、銃の乱射は許されないと強調。

それに対しトランプは騒動の都市はいずれも民主党の市長が治める無法都市だと指摘、次期大統領でバイデンが勝てばアメリカで法と秩序が失われると強調している。

バイロン

マレイシア サバ州はフィリピーン領土？

フィリピーン下院議会、外交委員会は、新パスポートに200マイルの排他的経済水域、それに、マレイシアのサバ州を自国領土として印刷する事を決議。

マレイシア政府は当然、猛反発。

他国の領土を自国のものとするのは論外とする。

歴史的に、フィリンピーンのルソン島とサバは交流が盛ん。

ルソン島住民にサバは自分のものと信じる一派がいる。

バイロン

反イスラム騒動：北欧の揺れ

昨日、ノルウェーの首都オスローで大規模な”反イスラム”デモが生じた。

Stop Islamization of Norway (SIAN)なるグループがイスラムの聖書コーランを焼く等の行動。

これに対抗するデモも現れ、双方に300名の逮捕者を出ている。

北欧では先週金曜日、スウェーデンのマルモで同様の反イスラムのデモが生じている。

バイロン

パリ マスク義務化

昨日フランスのコロナ風邪感染者数が7,379名で3月以来最高。

パリ市は昨日を期して外出時のマスク着用を義務化。

最近の傾向として、感染者は若者に多く、死者数、入院患者数は減少。

マクロン大統領は感染者の急増に、再びロックダウンの可能性を示唆した。

フランスには早い夏の終わりとなりそう。

バイロン

東地中海の火種

ギリシャのクレタ島、キプロスの沖。

海底原油、ガス田の所有を巡りギリシャとトルコの対立が危険水域に入った。

ギリシャ政府はフランス、イタリア、キプロス海軍と同海域で合同軍事演習。

それに対してトルコは同海域近くでアメリカ海軍駆逐艦ウィンストン　チャチル号を含む米―トルコ合同軍事演習を行っている。

NATO内のアメリカ、トルコが多数メンバーと対立する。

また、UAEはギリシャ支援に回り、軍事協力作業に入った。

事態は混迷を増す。

EUはトルコの領海主張を退ける方向で、来月、トルコ制裁を決定の様子。

トルコは、制裁は”EU破滅への道”と恐喝。

中東、アジアからの難民のせき止め合意を破棄し、難民をEUに開放すると宣言。

バイロン

燃え上がる人種問題

警官の黒人に対する暴力事件が多発して、抗議の運動が激化の一途。
ワシントンのリンカーン記念碑に日々、デモの群集が集まる。
各州から抗議のマーチが組織される。
ミルヲーキーから24日掛けて徒歩の抗議団が到着した。
大群衆の気勢が上がる。

昨日のトランプを大統領候補として公認する全国共和党大会、最終日のホワイトハウスでのトランプ受諾演説に参加したケンタッキー州選出ランド　ポール議員は、ホワイトハウスを出たところを抗議のデモ隊に取り囲まれ、警備の警官隊に守られて際どく脱出。ケンタッキー州でも黒人が警官に射殺されている。

各種プロスポーツに黒人選手が多く、彼らも抗議に立ち上がり、バスケットを初め試合放棄の事態が多発している。

バイロン

日本首相辞任

米国大統領選挙の行方、英国ＥＵ離脱とEUの将来、コロナ風邪旋風、中国の覇権行為と世界の対応、等々、国際的大事件が続く今、日本の安倍首相が辞任のニュース。

文字どうり世界中のメデイアが一斉に取り上げている。

日米関係を主に世界の政治経済バランスに目に見えぬ影響を与えた政治家として、功罪の見直しに入った。

特に中国との関係につき解説が賑やか。

バイロン