亦、茶番劇:副大統領候補討論会

今晩、ソルトレイクシテイーにおけるペンス、ハリス副大統領候補の公開討論会。

双方、討論舞台に、コロナ予防にアクリル樹脂ガラスの防壁を設置するか否かで大論争。

トランプの忠実な”プードル犬”、ペンスは何の防護も不必要と頑固に主張。

ガラスの医学的防疫効用に科学的結論が無いと主張。

ハリスが必要なら彼女だけ防御せよと主張。

ハリスは､ペンスこそ病人のトランプと密接接触者で､彼だけ特に厳重にガラスで遮断すべきと反論。

どうやら､土壇場で、候補者二人と､ミーデイエイターの三人を別々の個別樹脂ガラスで囲む”妥協”が出来た様子。

アメリカとは面白い国なり。

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バイデン 外交政策

トランプの対抗馬バイデン候補の表明済みの外交政策；

・アメリカの”リーダーシップの回復。
・アメリカの同盟国との関係修復。国際機関との関係修復。
・パリ気象協定への復帰。
・イランとの核協定への復帰。
・WHOへ復帰。コロナ対策で国際協力の推進。

亦、バイデンは､ロシア、中国外交に関し､具体的施策を表明していない。

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バイデンの施策:税制

投票日は一ヶ月を切った。

バイデン候補の提唱する”税制改革”

・トランプの”富裕者減税”の破棄。
　トランプは最高収入ブラケットへの所得税を３９．６％から３７％に減税した。
　バイデンは､これを３９，６％に戻す。

・トランプの法人税減税を破棄。
　トランプは３５％の法人税を２１％にまで劇的に減税している。
　バイデンは２８％の増税を主張。
　トランプ以前の３５％までは上げない。中間点を採用。

・株等の投資で上げる利益に対する税率は、年間１００万ドル以上の収益を上げる層には最高収入層
　の所得税と同率の３９．６％を課す。
　それ以下の投資家利益は現行の２０％課税に据え置く。

・上記による増税分は､インフラ整備、特にグリーンエネルギーのインフラ整備、コロナ対策資金
　として州への補助金増額、失業者収入補填に使用する。

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バイデン圧倒的支持率:世論調査の信憑性

大統領候補の公開討論会、トランプのコロナ風邪入退院騒ぎ。

アメリカ国民はバイデンに圧倒的な支持を与えている。

CNNの最新世論調査で､両者の差はこれまでの最高となった。

投票日まで３０日を切ったこの時点で１６％の大差である。

２０１６年はほぼ全てのメデイアの世論調査がクリントン楽勝、トランプ敗北を予測して､”仰天の”間違いを犯した。

世論調査が”隠れトランプ票”を抽出出来なかった。

全国の調査でサンプリングの誤りだった。

それでも､クリントンの勝利予想は何処も数パーセントの僅少だった。

決定的ミスは不動票の”スイング　有権者”の実態と投票行動が予測できなかった。

今回のCNNのサンプリングでは、有効有権者(必ず投票すると表明している有権者）を把握し
その１０％が不動票､即ち９０％は既に態度を決めていると、判明。

CNNは､従い、バイデンは”雪崩れ的”大勝利となる、と予測している。

しかし同時に”トランプ戦術”は予見できぬ要素で、あと１ヶ月で思わぬ逆転劇があるやも知れぬとしながら”２０２０年は２０１６年では無い”と論じている。

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