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トランプが生かした米メデイア [米国2020年大統領選挙]

トランプの4年間、アメリカ新聞社には、金の卵を産むトランプ劇場が続いた。

連日、”人が犬を噛む”仰天のトランプ ニュース。

四年間に200万人の購読者しか持たなかったニューヨールタイムズ紙は今や600万人を超した。

トランプ報道と解説に何処の新聞社も大入りの活況だった。

新聞広告も復活した。

何処のメデイアの購読増加はデジタル読者によるが、4年前の青息吐息の赤字垂れ流しは大分改善している。

だが、それもあと数日だ。

11月3日でトランプが退場となる。

バイデン新政府、民主党が多数を占める上院議会の出現でアメリカに”正常な”政治が戻る。

とたんに、”人が犬を噛む”ニュースネタが無くなる。

アメリカメデイは”青い津波”に飲み込まれ”辛い時代”に立ち戻る。

以上、FT紙が、心配している。

バイロン

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最終段階:時間切れか [連載ー英国EU離脱交渉]

EUと連合王国(UK)の離脱交渉。

年末の時限で交渉の時間も無くなってきた。

EU交渉責任者バルニエは来週、ロンドンに飛び最後の詰めを行う用意ありと表明したが、UKの交渉責任者フロストはEUの交渉態度が真面目で無い、と非難して、未だ応じていない。

バルニエは、来週の交渉のあと1週間をおいて、最終交渉で決着を求める。

このスケジュール以外に、如何なる合意も、27カ国のEUメンバー国の批准手続きが間に合わない。

交渉の難点は依然として漁業権と、企業に対する政府助成金を主とする”平たい運動場(flat playing field)”問題。

物理的に交渉時間切れとなれば”無協定離脱”の両者の破断は現実となる。

既にそれを見越してスコットランドではUK離脱(EU関係維持)の動きが再燃している。

バイロン
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