馬鹿げた茶番

２２日にはトランプーバイデン最後の公開討論会が予定される。

一回目はトランプの乱暴極まりないバイデン発言に対する妨害で､トランプ支持率は一層下落した。

視聴者からのトランプ非難の嵐で､事務局は第二回目の討論会には、司会者がトランプの横やりを禁ずるため､両者のマイクのスイッチを自由に遮断する方法を考えだした。

これに対してトランプは自分の発言が司会者の恣意で短縮されると反発。

１５日に予定された討論会はキャンセルされる異常事態となった。

さて明後日の最後の討論会。

事務局は､討論の当初の所信表明の部分だけ発言者のマイクを作動させ､他方のマイクのスイッチを切る案を提案している。

亦、司会者が自由に６個の話題を選択する。

コロナ対策、環境問題、人種問題、経済政策等が選ばれそう。

トランプは､これに反対、当日の討論を外交問題だけに絞るよう要求。

亦、出席拒否の挙に出るかも知れない。

バイロン

豪州海軍マラバー共同訓練に参加

豪州政府は､来月の日米インド海軍の共同海上軍事演習(マラバー演習)に参加すると決定。

豪州は所謂”クアッド”-日米豪印４カ国戦略対話ーのメンバー。

ベンガル湾沖で行われる合同演習に２００７年以来始めて参加する。

２０００７年は中国の強烈な反対に合い､以後軍事演習参加を見合わせていた。

今回は､インド洋太平洋地域の”民主主義国家”の連携を強化するとして参加に決定したと発表。

元は米国、インドの共同軍事演習だったが、２０１５年に日本海上自衛隊が参加。

シンガポール、フィリピーンの参加が検討されている。

将来、東の”NATO”に発展する余地がある。

バイロン

台湾への攻勢；東沙諸島

台湾が実効支配を続ける東沙諸島(プラタス諸島）。

南シナ海の中国との”中間線”の台湾側にある。

ここ数週間、中国の戦闘機、戦闘船舶が、続けて”中間線”を犯している。

台湾のスクランブルは過去最多となった。

先週、”香港政庁”は台湾の航空機の東沙諸島上空の飛行を”禁止”した。

台湾にとり命綱の米国。

トランプは台湾どころで無い。

自己の政治生命をかけた選挙戦の最中。

議会も議員改選で落ち着かず。

中国の攻勢は何を意味するのか。

バイロン