トタール社インド進出

フランスの巨大石油会社、トタールはインドの企業グループ、アダニと協定。

・今後10年間にインド国内に1500カ所のガソリンスタンドを建設する。

・LNG受け入れ基地を複数、建設する。

と発表。

インドは2014年より海外資本の直接投資を奨励し，年率4％を超える成長率を維持している。

インフラ整備も急ピッチに進み，巨大人口国の需要は，今後更に加速拡大する。

エネルギー需要も世界最大の伸びを示そうと、トタールは強調している。


バイロン

中国住宅ブームの破裂

中国の住宅ブームがはじけた。

先月の住居販売実績は昨年9月に比べ27％も急減している。

ブームが土地価格の暴騰を産み、デイヴェロッパーのコストが上がりすぎた。

販売価格を上げなければやっていけない。

近年、中国の経済拡張の担い手だった住宅建設、GDPの3割をたたき出してきた。

価格の上昇で，販売が急に収縮。

デイヴェロッパーは投資リターンを失いそうで，急遽，マンションのたたき売りを始めている。

上海を典型として，大小都市のマンション価格が”突然”、2割から3割下がりだした。

今週、上海ではマンション購入者が集まって"払いすぎ”の払い戻しを求めるデモが始まった。

バイロン

大英連合王国(United Kingdom)瓦解？

昨日英国議会でスコットランド首相、スタージェン女史の演説主旨。

・スコットランドと大英連合王国(英国、スコットランド、ウェイルス、北アイルランドの連合）　　は、EUから離脱してはならない。

　2016年の国民投票で，スコットランド　は62－38で離脱に反対した。

・EUから離脱するなら、最低　"統一市場"、"関税同盟”には留まるべきである。

・若し，ロンドンの英国政府が綺麗さっぱりと，EUと別れるつもりなら，スコットランドは，ロン　ドン政府とは袂を分かち，EUと別途、統一市場、関税同盟に留まる交渉を始める。

・スコットランドは大英連合王国から、離脱し、独立する権利を有する。


地続き問題は北アイルランドだけでは無い。

国家分解の恐ろしい火種がスコットランドにくすぶっている事を忘れてはならない。


バイロン