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カショギ謀殺?:トルコとサウジ [国際]

本欄で触れた。
サウジのジャーナリスト、カショギ氏はサウジの政治体制を批判して身の危険を感じ,2年前にアメリカに亡命。
アメリカ市民となっている。

彼は,トルコ女性と再婚しようと,必要書類(前夫人との離婚を証する書類等)を求めて,先週、トルコ、イスタンブールのサウジ領事館を訪れた。

トルコの許嫁に送られて領事館に入って,出てこない。

玄関で許嫁は徹夜で待った。

カショギは消えた。

領事館は”カショギは”直ぐに帰った”とだけ、返答。

国連人権委員会はサウジに対し,カショギの対応につき釈明を求める。

トルコ大統領はサウジ政府に同様、カショギの所在に付き、釈明を求める。

今やアメリカ市民であるカショギ、トランプも乗り出してきた。

昨日、トルコ外務相はサウジ政府より正式にトルコ官憲の,サウジ領事館立ち入り調査を許可する旨の通知があったと公表。


トルコ側の調査は進み、カショギは領事館内で,サウジの秘密警察に暗殺され極秘に死体は搬出されているとの報道が多い。


バイロン


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台湾と民主国連合 [アジア]

2年前に政権を奪取した台湾民主進歩党、蔡英文総統は,”民主義国家連合”の支援を確保せんと外交攻勢を強める。

北京からは,一切の分離活動を妨害されて、既に公式に台湾を主権国家として認めるのは僅か17国となった。

今年になっても、既にドミニカ共和国、エルサルバドル、ブルキナファソ、の3カ国が北京の外交、金銭的圧力で,台湾承認を取り消している。

中国の強圧的覇権行為に国際社会も目覚めた。

台湾の外交姿勢が具体的に,”民主主義国家との連携の強化”に転じている。

8月以来、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスに加え,日本、豪州、ニュージーランドとの対話を積極的に進めており、これらの国も従来の中国本土への遠慮から腰をひいた姿勢を正し、共産党一党独裁の政治ガヴァナンスに連帯して対抗する構えを取り始めている。

蔡英文総統は、インドとの対話も開始した。

時に,米中貿易戦争が過熱し,台湾民主外交に強い追い風となっている。

バイロン
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インフレ対策ートルコ風 [経済]

今年に入り,対米ドル38%の価値を失っているトルコ為替、リラ。

リラ安の影響は鮮烈で、9月のインフレ率は前月比25%の暴騰。

高金利を目の敵とするエルドガン大統領は,”奇抜な”経済理論家。

今週、女婿の財務相は,”異例の”インフレ対策を発表。

単純明快に,企業、店舗に対して現行の価格を即時,一律10%切り下げる様”指令”。

切り下げは年内維持するよう指令。

一方、政府が直接管理できる公共料金、電気、ガス料金は,年内値上げせず,据え置くと発表。

物価の強制値下げは”勧告”で強制力は持たぬとしながら,”指令を受け入れた企業、店舗を公表する。


多くの経済学者は、仰天、これでインフレ退治に成功すれば”奇跡”だとする。


バイロン




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