メイ首相最後の努力 [連載ー英国EU離脱交渉]
イギリスメイ首相は昨日ブラッセル入り。
EU委員会と離脱に関する最終詰めに入った。
主題は本欄で触れた離脱宣言文案(side declaration)問題。
初日の詰めで以下三点が主要問題と確認されている。
1)ジブラルタル問題;
スペインは,本問題はスペインとイギリスとの固有の領土問題で,イギリスとEUとの関係とは無関 係だと主張。
離脱協定の"内数”として決定されるべきでは無いと主張。
その旨離脱文書に明記を要求。
2)漁業権問題;
離脱後、イギリスはEUと新規に交渉するとするが,英仏海峡に接する各国は,原則として現行の合 意、即ち,イギリスは領海の多くを公開している原則を踏襲すべきだと主張。
この旨離脱文書に記載を求める。
3)"摩擦無き関係";
イギリスは将来のイギリスーEUの通商関係が"摩擦無き関係”に発展する,との文言を主張するが,
フランス、オランダ,ベルギー等は、離脱後もイギリスはメンバーでは無い第三国なのに"いいとこ 取り"を狙うとして、斯様な曖昧文言に反対。
さて妥協はなるか。
バイロン
EU委員会と離脱に関する最終詰めに入った。
主題は本欄で触れた離脱宣言文案(side declaration)問題。
初日の詰めで以下三点が主要問題と確認されている。
1)ジブラルタル問題;
スペインは,本問題はスペインとイギリスとの固有の領土問題で,イギリスとEUとの関係とは無関 係だと主張。
離脱協定の"内数”として決定されるべきでは無いと主張。
その旨離脱文書に明記を要求。
2)漁業権問題;
離脱後、イギリスはEUと新規に交渉するとするが,英仏海峡に接する各国は,原則として現行の合 意、即ち,イギリスは領海の多くを公開している原則を踏襲すべきだと主張。
この旨離脱文書に記載を求める。
3)"摩擦無き関係";
イギリスは将来のイギリスーEUの通商関係が"摩擦無き関係”に発展する,との文言を主張するが,
フランス、オランダ,ベルギー等は、離脱後もイギリスはメンバーでは無い第三国なのに"いいとこ 取り"を狙うとして、斯様な曖昧文言に反対。
さて妥協はなるか。
バイロン
得体の知れぬ醜聞:1MDBとゴールドマンサックス [国際]
アブダビの国富ファンド、IPICは昨日ニューヨークでゴールドマンサックスとその役員を詐欺罪、他の罪状で訴えを起こした。
マレイシアの国富ファンド1MDBの社債発行に関する大醜聞劇。
巨額の巨額の贈収賄疑惑、1MDB資金の窃盗。
無法な銀行口銭。
数十億ドルが消えた。
前マレイシア首相ラザックは逮捕されている。
疑惑の根は広がり、今回は、1MDBとながくパートナー関係にあったIPICからの訴訟。
違法行為の輪は広がり,1MDB社債発行を仕切り、その後の資金流に関与したゴールドマンサックスの信用は国際的に失墜している。
株価は,徐々に下げてきているが今月は一挙に14%の急落。
国際大醜聞劇、その全容は未だ見えない。
バイロン
マレイシアの国富ファンド1MDBの社債発行に関する大醜聞劇。
巨額の巨額の贈収賄疑惑、1MDB資金の窃盗。
無法な銀行口銭。
数十億ドルが消えた。
前マレイシア首相ラザックは逮捕されている。
疑惑の根は広がり、今回は、1MDBとながくパートナー関係にあったIPICからの訴訟。
違法行為の輪は広がり,1MDB社債発行を仕切り、その後の資金流に関与したゴールドマンサックスの信用は国際的に失墜している。
株価は,徐々に下げてきているが今月は一挙に14%の急落。
国際大醜聞劇、その全容は未だ見えない。
バイロン