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カタール封鎖継続 [中東]

サウジの問題児モハメド皇太子は,エジプトカイロでシシ大統領と会談。

昨年6月以来実施の、カタールボイコット体制の維持を確認した。

外交関係を始め,陸海空の通商の全てを遮断しているのは、エジプト、サウジ,UAE,バーレンの4カ国(カルテット)。

彼らの要求は:
・アルジャジーラ新聞社の閉鎖
・カタールに駐在のトルコ軍の撤退
・イランとの外交関係の断絶
・4国に賠償支払い


バイロン
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アラムコ ガス宣言 [経済]

世界の原油生産王国、サウジアラビア。

終に"本気で”天然ガス開発に取りかかる。

お国は,庶民経済も潤ってきて電力需要がうなぎ登り。

発電に,原油を使っては輸出に回らず国の利益が細る。

国内電力供給に天然ガス発電を伸ばさねばならぬ。

それに,石化産業だが,サウジ国内で、石化製品をつくり、それを海外に輸出した方が利益が大きい。天然ガスは有力な原料である。

サウジ政府はこれからの10年間で,1500億ドルの国費を投じ,国内天然ガス開発に乗り出すと公表。

国の北西部、巨大油田、ガワール,ジャフラに続くシェイルガス田の開発が目標。

このシェイルガス埋蔵量は膨大だが,ガス層が深すぎ、生産に必要な多量な水、インフラが不在。これまで,開発不可能と断じられていた。


バイロン
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移民政策;給与と価値 [連載ー英国EU離脱交渉]

イギリスのEU離脱で,イギリスは独自に海外労働者対策、移民政策を持つ権利を回復する。

ただいま,新移民政策につき議論が過熱化している。

東洋の某国もようやく海外労働者問題に直面しているが,イギリスも離脱後の他国労働者の選択基準に頭を悩ませている。

ホワイトホールの指向の基本は,"高技術者"移民は入れる,"低技術者"移民は排除する,原則である。

技術の高低を判断するのに,給与レヴェルを物差しとしようとしている。

イギリスは老齢化が急速に進行している。

老齢者医療の要求が吹き上がる。

医療機関、在宅での老齢者対応に,海外からの看護師導入の要求が強い。

しかし,彼らの給与レヴェルは,ガソリンスタンドの窓拭き並の低さで,したがってホワイトホール原案では将来,入国を閉められるジャンルに属する。


これに反対して下記の論点が浮き上がってきている。

給与レヴェルによる仕分けは,イギリスの将来的医療制度を、破壊してしまう。

給与水準による仕分けは時代の変遷を無視している。

改めて,給与基準で無く"社会的価値"の新基準を設定すべきだ。

海外から老齢者医療に従事する人々を"社会的価値”により優先的に誘導移住させるべきだ。


バイロン
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トランプとGM;恐喝政治 [経済]

本欄で触れたアメリカ最大の自動車会社GMの苦境。

リストラで在米の4工場を閉鎖する。

これにトランプが執拗に反対している。

政治劇でも,外交でも特徴の個人攻撃。

組織を無視する、モブのボス的手法。

昨日も,トウイッターでGM社長,バラ女史を個人攻撃。

"これまで助けてやったのにこの態だ。経営能力が無い。”

苦情内容に,隠れたアメリカのおかしな制度が垣間見られる。

曰く;

”我が政府はGMへの全ての補助金(subsidy)を停止する検討を始めた。電気自動車に拘わる補助金を取りやめる。”

一体"補助金”とはなにか、電気自動車に関する補助金とは何を指すのか。

バイロン
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