中距離核兵器ミサイル協定

１９８７年のリーガンーゴルバチョフ協定で双方の中距離核兵器ミサイル禁止が合意されている(INF協定）。

現在両国に生じている紛争はロシアが開発した９M729なるクルーズ　ミサイル。

上記協定が禁止している射程距離５００キロから５５００キロのミサイルに違反しているとトランプ政府は主張。

ロシアは射程距離は５００キロ以内だと主張。

アメリカの臨検を許すと主張。

アメリカは臨検を拒否、即時同ミサイルを破壊せよ、と迫る。

終に、トランプは昨日、６ヶ月の間に破壊せねばアメリカは本協定から離脱すると通告。


ロシアはアメリカの意図が協定の破棄により東欧州に射程距離２５００キロの新クルーズミサイルの配置にあるとし(モスクワが射程内となる）、必ず防衛体制を敷く、と宣言。

アメリカ下院議会はトランプのINF協定破棄は欧米の防衛体制を根本的に破壊すると反対の姿勢。

NATOは協定破棄が、冷戦時代の軍備競争に立ち戻ると反対。

米ロの紛争を尻目に中国は着々とミサイル開発を進めている。


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