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タイの選挙:王家の参加? [アジア]

タイのチラユー軍事政権、数度の延期の後終に選挙を挙行する。

期日は3月24日と決定。

此処に驚天動地の動き。

チラユーがクーデターで追放したイングラック首相は、彼女の兄で同様首相だったタクシン氏と海外に逃避している。

3月の選挙に、現皇太子の姉、ウボルラタナ王女が出馬すると発表。タイ中が驚愕。

5月に戴冠式を控えるヴィジラロンコン皇太子は晴れてラマ10世となる。

王女は、タクシンの政党と手を組む小党の、首相候補として選挙に打って出ると宣言。

王女は同じく立候補を宣言しているチラユー軍政首相の対抗馬となる。

王女は、アメリカで教育を受けている。

MIT,UCLAの卒業生で離婚したアメリア人の元夫とは3人の子供が居る。

67才。

米国人と結婚して王家を離れ”一般人”となっている。


実の姉の出馬宣言に皇太子は強く反対の声明を発した。

王女は未だ王家の一員で、伝統に従い政治に関与してはならないと。

バイロン
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異常気象ーオーストラリア政治 [アジア]

先月、史上最高気温を記録したオーストラリア。

未だ異常気象は変事を生じ続ける。

ヴィクトリア州では大洪水。

死者が出て、ホームレス人口が増える。

河川からワニが流出して市街地に危険が迫る。

タスマニヤでは全島が森林火災に見舞われている。

ニューサウスウェルズ州では、大干魃で河川が干上がり、100万匹以上の魚が死んでいる。

西豪州の一港湾の海水温度が上がりすぎ、無数の魚が死滅。

現モリソン首相、はかばかしい対策を打たない。

現状、オーストラリアの発電原料は三分の二が石炭。

現内閣は炭素税を廃止してしまった。

モリソン首相はよく知られた石炭産業保護者。

しかし、国民があまりの異常気象現象に恐怖を覚えだした。

最新の世論調査でモリソンの”無策の”環境対策に強烈な非難の声が際だって強くなった。

5月に予定される総選挙で”政変”の混乱を招きそう。 

先週、OECDはモリソンの環境対策では、パリ協定の達成は不可能と断じている。


バイロン
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堅調ーインドネシア経済 [経済]

インドネシア経済は底堅く堅調。

昨年第四四半期。

輸出が、中国経済減速の煽りを受け、前年同期より、4.6%収縮したのに全体のGDPの伸びは
5.18%。

2018年通期のGDPの伸びは5.17%とここ5年間で最高の伸び率。

トランプが揺する国際通商の不透明さにも拘わらず、内需の堅調な伸張が原因で財政事情も好転中だ。

海外からの投資も堅調。

内需拡大につれ経常収支の赤字は増える。

それに公的金利上昇の影響も今年の問題点。


FT紙、ロイター電等の報道から。

バイロン





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トランプとベゾス [アメリカ州]

アメリカ一の大富豪にのし上がったアマゾンの創始者、ベゾス(55才)。

個人資産が邦貨、約13兆円。

2013年にワシントンポストを買収。

トランプが大統領に就任して2年間、トランプ批判で読者が急増。

2年間で電子版の購読者が100万人を超え、紙の新聞を含み購読者数が3倍になっている。

一方、タブロイドの雄ナショナル インクアイアーは、徹底したトランプ擁護紙。

親会社AMIのオーナー、ペッカー氏はトランプのフロリダ別荘仲間。

90年台から、トランプの政敵のゴシップ、醜聞をナショナル インクアイアに書き続けている。

トランプはトウイッターでペッカー氏を褒め讃え、ニューヨークタイムス紙でもワシントンポスト紙でも、ペッカー氏が経営すべきだと執念深く主張している。

ベゾスはペッカーのやり口はジャーナリズムを装った恐喝だとし、自分が戦わなければ誰が戦える、として、真っ向から抵抗の姿勢。

自分に向けられた”恐喝”の手法を暴露すると宣言。

ナショナル インクアイアーはベゾスの女性関係につき、写真、メイルの交信を暴露、ベゾスは離婚に追い込まれている。

ベゾス氏はペッカー氏が大統領に成り上がったトランプのコネを利用して、サウジ アラビアと”違法”取引を行い私腹を肥やしていると、非難を強める。


バイロン


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