V4とイスラエル

EU東欧4カ国、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアは1991年にハンガリーの古都ヴィシェグラードで結成されたEU内隣接国としての相互協力機構のメンバー。

都市名の頭文字を取りV4諸国と呼ばれる。

最近、イスラエルは対欧州外交の柱の一つとしてV4に接近。

今週､イスラエルとV4のサミット会議を企画。

しかし､先週、イスラエルのナタニエフ首相が､第二次世界大戦でポーランド人はナチに協力し､ユダヤ人を殺した、と発言。

外相もポーランドは反ユダヤ運動が強いと指摘。

これに激高したポーランドは､”大戦中、一切ナチとの協力の事実無く”暴言だとしサミットをボイコット。

今後イスラエルとの協力を拒否した。

結局､サミットは流れた。

バイロン

トランプ訴追；加勢する州

カルフォルニア州が口火を切ったトランプ訴追。

本日現在、協同訴追に加担の州は､16州に増えた。

即ち､カルフォルニア、ニューヨーク、コロラド、コネテイカット、デラウェア、ハワイ、イリノイ、メイン、メリーランド、ミシガン．ミネソタ、ネヴァダ、ニュージャージー、ニューメキシコ､オレゴン、ヴァージニアの16州。

メリーランドを除き全州の知事は民主党員。

連邦議会では民主党がトランプの非常事態宣言を無効とする､”別途、訴追”を考慮中。

既に､壁の建設で収容される土地、建物の所有者、環境保護団体からの訴追が続いている。

トランプは、記者会見で、訴追の波は覚悟の上、”最終的に最高裁で勝利する”と文字通りの金切り声を上げている。

これで国の態はなすのか。

不思議な”連邦”国家ではある。


バイロン

州の反乱：大統領訴追

トランプ米国大統領のメキシコ国境の壁を巡る国家非常事態宣言につき､昨日、カルフォルニア州は大統領権限逸脱、憲法違反の廉でトランプを連邦裁判所に公訴。

同州最高検事ヴェセラ氏は、訴訟は“”他の12以上の州との共同訴訟”だとNBCとのインタビューで語った。

NBCによるとニュージャージー州、コロラド州、コネテイカット州は、公訴を確認。

前代未聞の展開である。

バイロン

喧嘩仕立て：トランプと欧州自動車

アメリカ商務省は欧州からの自動車輸入がアメリカの”国家安全”に害をなす、との報告を纏め先週金曜日にトランプに提出。

トランプに60日以内に対応策を嵩じる法的義務が生じる。

トランプはかねてより､欧州車の輸入で､アメリカの自動車産業が､被害を受けていると喧伝。

商務省に調査を命じて懲罰的関税25％の賦課をちらつかせていた。

昨日、欧州委員会は”若し､アメリカが欧州車に懲罰関税を導入するなら､欧州は速やかに､完全な対抗策を採る”と発表。

ドイツ　メルケル首相は”ドイツ車の太宗はアメリカ国内の工場により製造されている。輸入が国家安保上の脅威だと言うのは理解しがたい”と声明を発した。

欧州車の対米輸出の6割がドイツから。

25％の関税賦課で輸出は半減するとの試算がある。

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