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国家反乱;オートバーンに速度制限 [欧州]

ドイツの高速道路、オートバーン。

全長12,00キロの殆どが速度制限が無い。

ドイツの環境破壊ガスの11%が自動車から発生する。

政府は、オートバーンに時速120キロの制限をつけようと企画した。

速度制限で自動車排出ガスの25%が削減できる。

それに、超高速車による死亡事故も防げるし、一挙両得だ。

とこれが、この試案に文字通り全国民の猛反対が生じた。

世の中規則だらけのドイツ国民性。

せめて自由人の自由の空間、オートバーンに規則をかけてはならない。(因みにオートバーン上では素裸で運転しても違法で無い)

斯様な猛反対である。

国家反乱的反対である。

政府は、企画を棚上げした。

本日のニューヨークタイムズ紙はドイツ オートバーンの無制限速度、アメリカの銃規制、日本の捕鯨が、世界で最も理不尽な且つ解決不能の三大珍事と報じる。


筆者はオートバーンの運転経験がある。

左車線を250キロ-300キロの猛速度の車がフラッシュを光らせ、音を立てて追い抜いていく。

恐ろしい経験でした。

バイロン
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英国最低の景況感 [連載ー英国EU離脱交渉]

デロイトが纏めた今年最初の四半期の景況感。

英国主要企業の100名以上のCFOの感触:

・英国企業にとりEU離脱はトランプの反国際主義、英国の国内需要減より危険。

・今年一年は英国企業は積極的投資、雇用を差し控える。

・企業のリスク テイク姿勢は過去9年間で最低。
 しばらくコストカットに主力を注ぐ。

・高技能者が不足し雇用が更に困難になった。

・英国企業にとり将来は新規商品、新サーヴィスの掘り起こしと、新規需要の創造が重要。

バイロン

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最後のブラッセル詣で [連載ー英国EU離脱交渉]

支離滅裂の英国議会。

EU離脱の行へは混沌。

メイ首相は今週最後のブラッセル詣で。

彼女の目的は;

・アイルランドと北アイルランド間の歯止め条項ー最終協定が出来るまで、両国間に”臨時的に”現行
 の関税同盟関係を維持する条項ーに代わる代案を模索協議する。

・歯止め条項の発動と停止は英国ーEU双方の合意により施行される定めだが、英国に一方的な停止権 が与えられぬか、あるいは歯止めの期間につき事前合意ができないか。

迎え撃つEU側、上記につき、これまで2年間協議してきた結果を無視すると否定的。

バイロン

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