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白人有権者7割を切る:次期米大統領選 [アメリカ州]

ピュー リサーチの診断。

2020年のアメリカ大統領選挙。

有権者の色分けが大きく変化している。

投票時の人種別有権者数は:

・白人    66.7%
・スペイン系 13.3
・黒人系   12.5
・アジア系   4.7


2010年時点の人種別有権者数は:

・白人    76.4
・黒人系   11.5
・スペイン系  7.4
・アジア系   2.5


10年間の人口構造の変化で、始めて白人有権者が7割を切った。(前回選挙2016年時点で71%)

10%も収縮している。

亦、スペイン系が黒人系を超えている。


無論、実際の投票結果は、上記有権者の投票登録、実際の投票行動による。

しかし上記は変わりゆくアメリカの顔を示している。


バイロン
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灼熱のオーストラリア [アジア]

オーストラリア気象台発表。

記録破りの灼熱の冬(日本の夏)。

・1月の全オーストラリア平均気温が30度Cを超えた。
 1910年に記録を始めてから最高記録。

・1月の全オーストラリアの最高気温、最低気温とも、これまでの記録を上回った。

・熱気は後数ヶ月続こう。


日本はオストラリアに比べ高低差のある立体地形。

夏の熱気は低地に限られる。


バイロン

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ジブラルタル主権問題 [連載ー英国EU離脱交渉]

雲行きが怪しい。

英国がEUから無協定でたたき出される(ハード離脱)が現実となりそうだ。

EU委員会では”激しい”断絶に対処する為の法整備を急遽進めている。

断絶後の英国国民のEU旅行、出張に新たにヴィザが必要か。

ヴィザ法の原案中に地中海東玄関、スペイン領内に存在するジブラルタルの”名称”が問題となっている。

EU原案で”英帝国の植民地(colony of British Crown)”と呼称されている。

これに、英国が噛みついている。

”植民地(colony)”とは何事か。

1713年のユトレヒト条約でスペインから割譲された土地は300年経ち植民地どころか立派な英国の一部である。

しかし、スペインは執拗である。

ジブラルタルの主権奪回はスペイン300年の怨念である。

スペインは、メイ首相が、EUとの離脱協定を再ネゴしたいと提案したのを機に、再ネゴの条件にジブラルタルの主権問題を含めると主張している。

”植民地”の呼称は、英国だけでなく、他のすねに傷持つメンバー諸国が神経質になる”単語”である。

例えばフランス、西アフリカ、ポリネシア、ニューカレドニア、等々に、”植民地”紛いの布陣を敷いている。

バイロン
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上院トランプに反逆 [中東]

アメリカ上院。

昨日、トランプのシリヤ撤兵、アフガニスタン戦略に反対して”中東強化法”に追加条項を加えた。

アメリカの安全保障上、早急な兵力削減は危険だとする条項。

票決は68-23で、トランプ政権で始めての上院共和党議員の反逆である。

昨今、トランプと安保責任者は対立している。

シリア撤兵に反対したマテイス国防長官は辞任している。

トランプはアフガニスタンに駐留の14000名の米兵の半数を撤兵すると公言している。

その他、イラン、北朝鮮の核武装についてもトランプと安保関係者の判断は対立している。

今回の上院議決は直接大統領の手を縛らない”助言”条項だが、トランプの砦たる上院に反対者が多く出たことは象徴的。

バイロン

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