インド風民主主義？

総選挙に入ったインド。

巨大人口のマンモス選挙。

総人口、13億人の80％がヒンズー教徒。

14％がイスラム教徒で1億7千万人。

イスラム人口としてはインドネシア、パキスタンに次ぐ世界第三の大国｡

選挙戦はモデイ現職首相が率いるBJP党と伝統のコングレス党の戦い。

両党とも、宗教的偏向はないと主張するがヒンズー教徒頼りで、徐々にイスラム教徒を退ける方向にある。

ヒンズー教は牛を聖なる動物として崇拝するがイスラム教徒の農民、酪農家は、牛を労力源として使用し全国的にヒンズー教団体から襲撃を受けたり、反イスラム自警団が発生している。

既に、BJP党には一人のイスラム教徒の国会議員もいない｡

国会の全議員の内、イスラム教徒は4％だけ。

イスラム教徒が更に勢力を削がれると、過激な行動に走る恐れがある。

インドは、”民主主義国家”と盛んに宣伝は行き届きつつあるが、イスラム教徒との共生が重要。

既に、インドの民主主義は”人種別民主主義”、”宗教別民主主義”だとの批判が見える。


バイロン

アサンジとトランプ

昨日ロンドンで逮捕されたウィキリークのアサンジ。

2016年アメリカ大統領選中、クリントン候補、全国民主党本部のメイルをハッキング。

トランプは小躍りして、ウィキリークは”宝の山”と、トウイートしている｡

選挙演説にもクリントンの”悪事”を暴露したとして、アサンジを賞讃してきた｡

昨日、そのトランプ、記者会見で、ウィキリークを”知らない”と繰り返す。

平気で嘘をつくのはトランプのやり口で驚くに足らぬかも知れぬが、ミューラー報告で揺れるロシアゲイトとの関連が露呈するのを恐れているのか。


バイロン