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トランプ英国公式訪問か [国際]

第二次世界大戦の分水嶺、フランス、オマハ海岸へ米英部隊の奇襲上陸。

6月に、所謂、”D-Day”が巡ってくる。

あの日から75年が経った。

今年のフランスの戦勝記念は大仕掛けとなる。

NATOの創設記念も一緒に祝う。

この機にトランプは祝典出席を利して懸案の”公式”英国訪問を画策している。

世界では、トランプが世界首脳として始めて新しい日本の天皇を公式訪問すると、成果に注目している。

日本の首相が、際だったトランプ寄り添い姿勢を採り続け、国際社会の対応とそぐわず奇異だと見られているから。

一方、英国だが、トランプ嫌いは依然として根強く最新のユーガヴによる世論調査でトランプ訪英に反対は67%の高率。(FT紙報道)

各種の訪英反対デモが懸念される。(昨年夏、非公式訪問時、ロンドンにトランプ”赤子”アドバルーンが舞う等トランプ拒否運動は激しく、トランプは早々に退去している)

恒例の、世界首脳を請じて英国議会での記念講演。

伝統として下院議長が招待主となるが、議長は、トランプを議会に招くことに反対している。

”講演は定例ではない。議会の尊敬を受けた人々への名誉である”と厳しく公言している。

両政府は訪問のプロトコルの協議に入っている。

女王との晩餐会、モールの馬車行列のみでお茶を濁す事になるのか。


5月日本、6月英国と世界の関心を呼ぶトランプの”二大公式訪問”となる。


バイロン
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イラン原油禁輸の効果 [経済]

単純なトランプ外交。

飽くまでイラン潰しの方針を緩めない。

今月、自国アメリカ内の企業がようやくトランプのイラン原油禁輸の制裁に従ってイラン原油の輸入を完全に停止。

そこで今度は、お目こぼしの制裁、禁輸の例外国だった、中国、韓国、日本、インド、トルコにたいし、完全輸入禁止を求める。

原油生産、輸出の実態把握ほど訳の分からぬ分野は少ない。

一部”調査”機関が権威を持ち、彼らの発表数値が世間に信じられる。

だが、原油の流れを完全に把握することは不可能。

本日のFT紙によると;
・過去5ヶ月、イラン原油生産量は日量250万バーレル。
・その内、130万バーレルが輸出された。
・上記数値は不確か。オイルタンカーの動きを追うある機関の観察では、更に60万バーレルが”密
 輸”されている。(FT紙も、正確な数値把握は不可能と見ている)

今回トランプの”完全禁輸”措置に関し、中国は、そもそものイラン原油禁輸がアメリカの一方的な措置で合意できぬとし、輸入を続けてきた。

今回も、トランプ完全禁輸に同調する気配がない。

それでも、日本、韓国はトランプに忠実に従うとみられ、トルコ、インドも”表面的には”同調する。

FT紙は、”表面的に”100万バーレルのイラン原油が市場から消えようと報じる。

但し、裏道の原油の流れは抑えられない。 


バイロン

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