トランプ拒否権：イェーメン軍事介入

何も驚くには当たらない｡

アメリカ議会の超党派によるイェーメン軍事介入禁止の立法にトランプは拒否権を発動。

サウジのモハメッド皇太子に対する国際的嫌悪感。

アメリカ在住ジャーナリスト、カショギ氏の謀殺事件。

殺害を指令したのは皇太子だとの嫌疑は強い｡

彼がリードする、イェーメン反政府軍、ホーテイス殲滅作戦。

アメリカ政府は種々援助の軍事行動に出てきた｡

議会は､皇太子への不信感から､アメリカ軍の補助行動を差し止めイェーメンよりの撤兵を指示する立法を行った。

トランプの拒否権の理由は”アメリカは軍事行動に関与していない。従い、差しとめ法律は無意味。”とする。

本件、大統領と議会の戦争行為に関する決定権争いの他､世界に逆らうトランプのモハメッド容認の姿勢を際出させた。


議会はトランプ拒否権の無効化を画策中。

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トルコ経済悪化

1月のトルコ経済の悪化状況が明確になった｡

昨年の1月の失業率は11％だったが今年は15％。

特に若年層の失業率は7％も増加し27％にまで達している。

このレヴェルは丁度10年前の世界恐慌時、2009年4月以来の惨状。

昨年通貨切り下げを断行したが（対米ドル30％切り下げ）、その為企業のドル借り入れ額が高みに定着、銀行の不良債権が急増中。

エルドガン大統領には経済政策の変更が求められる。

大統領女婿の財務相は当面の銀行不良債権対策に緊急国債発行し、国営銀行の資本ベイスの補強に資金注入すると発表。


バイロン

5Gスマフォ インテル敗退

アップルとカルコム社の死活を賭けた国際的訴訟合戦。

あっけなく和解で解消。

5G時代のアップル社スマフォに内蔵のチップはカルコム社の製品と決定。

最近のアップル社製品に食い込んでいたインテル社のチップは使用されない事になる。

カルコム社は、アップルが知的財産権を奪い､自社製品化を企て、乃至､コンペテイターのインテルに横流ししていると訴訟していた。

アップルは､カルコムが独占的な地位を利して法外なチップ使用料を搾取してきたと反論してきた。

昨日、カルコム社の株価は一挙に25％の跳ね上がり。

一方、インテル社は5G環境のスマフォ向けチップスの製造を中止すると発表。

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