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地球温暖化の危険信号 [国際]

先週、ロシアの北極圏、ヴェルコヤンスク(Verkhoyansk)という村で摂氏38度の異常高温が記録された。

おそらく、北極圏での史上最高高温記録だろう。

またロシアのシアベリア地方の、5月の平均気温が昨年を摂氏10度も超えた様子。

パーマフロストが解氷し、地中に封じ込められていたメタンガスが大量に空中に放散された。

汚染二大国の中国は、景気回復に備えて石炭火力の建設に向かう。一方の汚染大国アメリカは、トランプの真逆の政策で、温暖化現象を否定し、11月には2015年のパリ環境保護協定から脱退する勢いである。

北極圏のロシアの一寒村の異常な高温、無視するのは危険だ。

(FT紙コメントから)

バイロン

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一帯一路パキスタンに火の手 [アジア]

詳細はいずれ表面化しよう。

中国政府の一帯一路計画。

パキスタンは丸抱えで網に掛かっている。

カネも人も技術も全て中国頼りの、2カ所の石炭火力発電所建設。

建設費、ファイナンス金利が異様に膨れ上がり、このままではパキスタンは返済できない。

結局、”担保物権”の発電所は中国政府の手に落ちて、”植民地化”が進む。

発電所ばかりでは無い、港湾、道路建設も一帯一路計画により、同様手段で中国に絡め取られている。

コロナで打たれたパキスタン。

一帯一路関連事業全般に亘り中国への返済の目処が立たない。

中国政府に計画見直し、返済額縮小、支払い期限猶予等の”泣き”を入れた。

他方、IMFに緊急借り入れを願い出て居るが、借り入れで中国の借金を払うのは筋違いだとの反対が起こる。

IMFは中国の金庫ではない、との正論である。

一帯一路は中国と数十国との政治的トップ合意から始まる。

如何しても政治的汚職のメカニズムが働き易い。

パキスタンの発電所問題、両国トップの所業には光が当るまい。

パキスタンの苦境は一帯一路を象徴する。

バイロン

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